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12/24
2013

円高への「防波堤」を築く[トラリピ犬さん(3)]

(「トラリピ」屈指の使い手が登場![トラリピ犬さん(1)]についてはコチラ!)

 

(「5回の発注で600万円の利益![トラリピ犬さん(2)]についてはコチラ!)

 

買いと売りの両建ても注文設定は微妙に違う

 

4年で5回しか発注画面を開かずに600万円以上を稼いでいるトラリピ犬さんの話も今回で3回目。そのトラリピ注文がどんな設定になっているのか、トラリピ犬さんが教えてくれた。主力となる豪ドル/円は以下のような設定となっているそう。

 

 

「売りと買い、両方でトラリピ注文を入れていますが、基本となるのは買いです。トラリピでは決済できないまま長期で保有するポジションが発生することもあるので、そのときにスワップ金利がもらえるほうが精神的にも安定するので」

 

買いトラリピなら塩漬けでもスワップ金利が助けてくれる

 

今は世界的に低金利。豪ドル/円のスワップ金利も以前より低下して、一日60円程度だけど、「チリも積もれば」で100日、200日と塩漬け状態が続いたときには力を発揮してくれる。トラリピ犬さんのポジションでもそれは証明済みだ。

 

「最初にトラリピを始めたときの南アランド/円の買いポジションは2011年4月くらいから2年半以上も塩漬けです。でも、南アランド/円の買いなら、塩漬けの間にもスワップ金利が貯まっていきます。今は1ポジション(2万ランド)あたり1~2万円ほど貯まっているので、損益分岐レートは購入したレートよりも2円弱くらい下がっています」

 

これが買いトラリピの強み。スワップ金利が貯まれば購入時のレートに戻らなくても含み損はだんだんと解消されていく可能性がある。

 

※クリックで拡大します

 

円高に対する「防波堤」が売りトラリピ

 

「でも買いのトラリピだけだと、円高局面のときにつらいのも事実。そこで『防波堤』的な役割を果たしてくれるのが、売りのトラリピです」

 

スワップ金利のことを考えると買いトラリピだけで勝負したくなるが、毎月の収益を安定させるには、円高局面で稼いでくれる売りトラリピを同時に仕掛けたほうが効率はいいようだ。

 

「防波堤」の売りトラリピは比率少なめに

 

「売りトラリピが塩漬けになってしまうと、支払いスワップがだんだんと打撃になってきます。あくまでも基本は買いトラリピなので仕掛けるレンジ幅は買いより狭めにし、刻み幅も買いが50銭なのに対して売りは1円と広げています。買いポジション2に対して売りは1になるようなイメージです」

 

買いと売り、両方のトラリピを仕掛けることで、円高に対する防波堤が築かれるのだ。でも、今みたいな円安局面だったら、防波堤、いらなくない……? その辺りは次回で聞いていこう。

 

(円安とトラリピの微妙な関係[トラリピ犬さん(4)]についてはコチラ!)

 

<トラリピ犬さん>

1億円をめざしてトラリピで運用するサラリーマントレーダー。目標をタイトルにしたブログ『トラリピ1億になりました』はトラリピ利用者の定番に。トラリピオフ会を主催するなど、トラリピコミュニティの中心的存在でもある。

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ブロガープロフィール

高城 泰

投資ライター 高城 泰(takagi yasushi)

早稲田大学政治経済学部卒業。編集プロダクション「ミドルマン」所属。「週刊SPA!」や「ダイヤモンドZAi」など雑誌や書籍を中心に活動するマネーライター。「超カンタン一点突破FX」(扶桑社)、「めちゃくちゃ売れてるマネー誌ZAiが作ったiPhoneでFX入門!」(ダイヤモンド社)などFX書籍のプロデュースを多数手がけている。

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