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迷ったらココ!期間限定

6/25
2013

52歳・億超えのMA活用法[億トレーダー・タクさん取材(2)]

今回は、先週の続きで億トレーダー・タクさんについてです。

 

(億超えの超逸材は意外な……!?[億トレーダー・タクさん取材(1)]についてはコチラ)

 

■1時間足5SMAへの順張りが基本

 

チャートに多くのインジケーターを表示させるタクさん。まとめて理解しようとするとややこしいので、順を追って単純化しながら、教えてもらおう。まずは基本となる移動平均線から。初心者のころに逆張りで失敗を重ねて以来、タクさんのトレードは順張りが基本だ。

 

「トレンドを見るのに最適なのは移動平均線だと考えています。とくに、いちばんのポイントは1時間足の移動平均線(SMA)。期間は「5」です。必ず、この5SMAの向きにあわせてトレードするようにしていますし、『最小トレンドライン』『最低限の抵抗ライン』として、トレンドラインやサポート、レジスタンスラインの代用としても使っています」

 

期間を5に設定するのは、一般論からするとかなり短め。でも、その分、トレンドが出ているときにはトレンドライン代わりにもなるし、浅い押し目や戻り高値の目安ともなるようだ。

 

■15分足で1時間足の移動平均線を見る

 

「基本とするのは1時間足の移動平均線ですが、エントリーを判断するのは15分足のチャート。そこで、、『マルチタイム移動平均線』のインジケーターをメタトレーダー4(MT4)に入れて、15分足チャートに1時間足の5SMAを表示させています」

 

初期状態のMT4だと、「マルチタイム移動平均線」は使えない。「カスタムインジケーター」の機能で自分でインストールしてやる必要がある。試してみたい人は、インターネットで「マルチタイム移動平均線 MT4」といったキーワードで検索を。

 

■EMAの「補助線」としてSMAを併用

 

「あとは指数平滑移動平均線(EMA)も併用しています。1時間足の5EMA、それに15分足の21EMAです」

 

EMAの特徴は、通常の移動平均線であるSMAに比べて、値動きに敏感に反応すること。トレンドが下向きに変わったらEMAもすぐに向きを下に変えて、値動きについてくる。反応が早いぶん、ダマシも多いのがEMAのデメリットともなる。

 

「EMAだけで判断するとダマシも多いので、SMAをあわせて見ています。15分足の21EMAを、1時間足の5EMAと5SMAが2本ともそろって上抜けたら上昇トレンド、2本とも下抜けたら下降トレンド、1本だけならレンジといったように」

 

■21SMAを1時間足の2本のMAが抜けたらトレンド転換

 


※クリックで拡大できます。
EMAのほうが反応が早いから、21EMAを上抜けるのも1時間足の5EMAのほうが先。でも、それだけで判断するとダマシの可能性があるから、5SMAが上抜けるのを待って、慎重に判断するわけだ。

 

このあたり、1時間足と15分足の移動平均線が入り乱れるのでちょっとややこしいかも。カクカクと階段状に動いているのは1時間足の移動平均線だ。ちなみにタクさん、これら3本に加えて15分足の23SMAや75SMAも見ているそう。

 

「中心としてみているのは1時間足の5EMAと5SMAです。2本の使い分けとしては、SMAが『補助線』的な役割。ローソク足がEMAを上抜いて買いたいと思っても、『最低限の抵抗線』であるSMAまで落ちてくるのを待って押し目買いを狙ったり、といったように」

 

タクさんのトレードの中心を占める移動平均線。まだまだ奥は深いのだが、今日のところはこれくらいにして、次週はもうひとつの主力であるDMIについて教えてもらおう。

 

(DMIは「反対側」が大切! [億トレーダー・タクさん取材(3)]はコチラ)

 

(勝てない人はとにかく我慢![億トレーダー・タクさん取材(4)]についてはコチラ)

 

<タクさん>

ブログ『楽チントレードでEnjoy!』。

読者とのやり取りも活発、面倒見のいい性格から迷えるトレーダーの兄貴分、相談役的存在でもある。

 

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高城 泰

投資ライター 高城 泰(takagi yasushi)

早稲田大学政治経済学部卒業。編集プロダクション「ミドルマン」所属。「週刊SPA!」や「ダイヤモンドZAi」など雑誌や書籍を中心に活動するマネーライター。「超カンタン一点突破FX」(扶桑社)、「めちゃくちゃ売れてるマネー誌ZAiが作ったiPhoneでFX入門!」(ダイヤモンド社)などFX書籍のプロデュースを多数手がけている。

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