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迷ったらココ!期間限定

3/24
2015

初心者が決めておくべき「ライン」 [Sarahさん(4)]

今週も先週に引き続き、Sarahさんについてです。

 

(10年勝ち続ける美人トレーダー [Sarahさん(1)]についてはコチラ!)

 

(ゴトー日仲値の「11時手法」 [Sarahさん(2)]についてはコチラ!)

 

(「11時手法」の売買条件 [Sarahさん(3)]についてはコチラ!)

 

谷深ければ山高し!

 

こちらの記事でも紹介したように、自身の体験をもとにした小説『わたし、すっぴんジャージで「億」を稼いでます。』を上梓したばかりのサラさん。「FXってどんなもの?」と気になる人にも格好の入り口となるし、気になるのは各章のタイトル。「第2章 見切り千両、損切り万両」「第4章 思いあがりは下り坂」など、相場の格言になっているのだ。

 

「6章のタイトルは『山高ければ谷深し』。有名な格言ですよね。でも、私が思うのは『谷深ければ山高し』。順序が逆なんです。だって私の人生って人一倍、谷底に突き落とされてきたから……(笑)」

 

サラさんの小説にも描かれている詐欺だったり、いわれなき誹謗中傷だったり、サラさんの人生ってかなり起伏が激しい。

 

「それも谷が深いんです(笑)。だから、谷底に突き落とされても『この先に山が待ってるんだ』と思いたくて、『谷深ければ山高し』。これだったら『今は谷底だけど、この前に山が待ってるからがんばろう!』って思えるじゃないですか」

 

このポジティブさ、サラさんの魅力であり、強みなのかも。

 

FXで谷底に突き落とされないための備え

 

「私、人生でいちばん深い谷に突き落とされたとき、精神科に行ったことがあるんです。うつ病って診断されるんじゃないかと、密かに期待して。でも先生に言われたんですよ、『まったく問題ありませんね』って(笑)」

 

プライベートではポジティブでも、トレードでは慎重派だ。

 

「私もそうだったんですが、FXを始めてすぐのころって、勝つことばかり考えてリスク管理がおろそかになりがちなんですよね。でも、それだとヘタするとFXで人生を狂わせることにもなっちゃいます」

 

サラさんのもとには読者からのメールが寄せられる。そのなかに「親の遺産でFXを始めました!」という人がいたそう。

 

日々の「撤退ライン」を決めておく

 

「リーマン・ショックのあと、その人からまたメールが来たんですけど、『親の遺産をすべて失ってしまいました』って……。本当に気の毒ですよね。そうならないよう、資産の全額をFX口座に入れたりはせず、『失ってもいい』と思える金額だけを入金することがひとつ」

 

サラさんがFXを始めたときは、500万円の貯金のうち、30万円だけを入金したそう。「30万円がゼロになったらFXをやめる」と決めてのスタートだったという。

 

「もうひとつは『撤退ライン』。資産に対する比率でも、損失金額でもいいので、『これ以上負けたら今日は取引を休む』と決めておくんです。負けが続くと熱くなって傷口を広げてしまいがち。そんなときは休んだほうがいいですから」

 

今年でFX歴10年に達するサラさん。10年間勝ち続けてきた秘訣って、手法云々じゃなくって、このポジティブさと徹底したリスク管理にありそう。

 

【プロフィール】
Sarahさん
大学卒業後、アパレル関係の会社に入社するも2005年に退職。人生を模索するなか、FXに出会う。以来、専業トレーダーとしてFXを続けている。最近では暗号通貨(リップル)や九星気学などの分野でも活躍。著書に『トレーダーsarahが教える FX 7つの成功☆レッスン』。2月には異色のFX恋愛小説『わたし、すっぴんジャージで「億」を稼いでます。』を刊行し話題となっている。

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ブロガープロフィール

高城 泰

投資ライター 高城 泰(takagi yasushi)

早稲田大学政治経済学部卒業。編集プロダクション「ミドルマン」所属。「週刊SPA!」や「ダイヤモンドZAi」など雑誌や書籍を中心に活動するマネーライター。「超カンタン一点突破FX」(扶桑社)、「めちゃくちゃ売れてるマネー誌ZAiが作ったiPhoneでFX入門!」(ダイヤモンド社)などFX書籍のプロデュースを多数手がけている。

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