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4/20
2015

今週の相場展望(4月20日~24日)

ドル円

 

【先週の復習】
先週は、浜田内閣官房参与が「購買力平価からすると120円はかなり円安。105円位が妥当」などと発言したことが伝わり、120円台を割り込む展開。米国3月の小売売上高や4月のNY連銀製造業景気指数、3月の鉱工業生産など景気指標が軒並み予想を下回ったこともあり、金曜日には一時118.57円まで下落しました。

 

【今週の展望】
今週は水曜日発表の本邦3月の貿易収支にも注目。予想は+446億円と震災後初の黒字転換が見込まれており、円売り圧力の一段の後退につながる可能性があります。

 

一目均衡表では、日足が先行スパンの雲の下限118.93円を試す動きとなっており、ここを完全に割り込むと「三役逆転」の売りシグナルとなります。昨年夏以来の上昇トレンドにピリオドが打たれる可能性があり、下値リスクを警戒すべきと考えます。

 

先週の方向性:↓

 

<米ドル/円 1時間足チャート>

※クリックすると拡大します
※チャート提供:リメンバーFX

 

ユーロドル・ユーロ円

 

【先週の復習】
先週は、ギリシャのデフォルト懸念やドイツ国債利回りの低下を背景に、ユーロドルは週初に1.0521ドルと下値を試したものの、その後は米国景気の減速懸念を背景にドルを売り戻す動きとなり、1.0849ドルまで反発。ECBは予想通り政策金利0.05%と月間600億ユーロの資産買い入れ政策を維持し、ドラギECB総裁の会見はおおむね新味なしでしたが、終盤に「中銀預金金利の引き下げは考えていない」と述べたことからユーロ買いが入る場面もありました。ユーロ円も、一時126.10円まで下押ししたものの、週後半には128.75円まで反発しました。

 

【今週の展望】

米国の景気減速懸念を背景にドル買いは一服しているものの、引き続きギリシャ問題がユーロの上昇を抑える可能性が高く、ユーロドルは1.05-1.10ドルのレンジ内で落ち着きどころを探る展開となりそうです。ユーロ円も上値が重い展開となるでしょう。引き続きギリシャ情勢には注視が必要です。

 

先週の方向性:ユーロドル↑、ユーロ円↑

 

<ユーロ/米ドル 1時間足チャート>

※クリックすると拡大します
※チャート提供:リメンバーFX

 

他の通貨ペアに関してはマネックスFXのブログをご覧下さい。

 

アナリスト雨夜の相場展望

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雨夜 恒一郎

為替アナリスト 雨夜 恒一郎(amaya koichiro)

JPモルガン、BNPパリバなど大手外資系銀行で、20年以上 にわたり外国為替部門の要職を歴任。「ユーロマネー」誌における東京外国為替市場人気 ディーラーランキングに上位ランクインの経歴を持つ。フリーランス の現在、独自の鋭い視点で為替 相場の情報を提供中。