ホーム > コラムの泉 > FXライター高城のFXの儲けの極意は 勝者に訊け > 大魔王バーンさん(1)トルコリラ急落下でのスワップ運用

迷ったらココ!期間限定

11/8
2016

大魔王バーンさん(1)トルコリラ急落下でのスワップ運用

今週から、大魔王バーンさんについてのコラムが始まります。

 

トルコリラは年初から20%の下落

 

スワップ派に人気のトルコリラだが、2016年は年初の40円から32円台まで20%の下落。いくら政策金利7.5%の高金利通貨とはいえ、バイ&ホールドしているだけでは非常に苦しい状況にある。

 

「メインで取引しているのはトルコリラ/円ですが、今年の収支は勝ち越しです」

 

そう話すのは、トルコリラ/円のスワップ金利を狙う兼業トレーダーの「漫画 de 株FX 大魔王バーン」さんだ。トルコリラの急落、円高の進行にも関わらず、なぜ収支をプラスにできるのか。

 

「豪ドル/円でスワップを狙っていたことがあります。ところが2010年5月、NYダウでの誤発注の余波で豪ドル/円が85円から76円へ急落。ロスカットされて口座が飛んだことがありました。『ヘッジ』を入れるようになったのは、それからです」

 

クロス円の売りポジションで円高リスクを回避

 

スワップを目当てに円売りのポジションだけを持っていると、円高が進行したとき含み損が膨らむ一方。さらに円高が進めばロスカットされてしまう。

 

「それを避けるため、トルコリラ/円の買いと同時に、ユーロ/円の売りポジションを持つようにしています」

 

16110801

 

マイナス金利でユーロ/円ショートはスワップ受け取りに

 

ともにクロス円の通貨ペアであるトルコリラ/円とユーロ/円はおおむね同じ方向に動く。一方を買って他方を売れば為替の変動リスクをある程度、帳消しにできる。しかし、クロス円の通貨ペアが他にも多数ある中、なぜユーロなのだろうか?

 

「米ドル/円でも何でもいいのですが、マイナス金利の影響でユーロ/円の売りだと、微々たる金額ですがスワップがもらえるためです。トルコリラ/円ロングでスワップがもらえ、円高リスクをヘッジするためのユーロ/円ショートでもスワップがもらえます」

 

ECBがマイナス金利を導入した2014年6月ころからユーロ/円のロングは支払いスワップ、ショートでスワップが受け取りとなる傾向にある。そのため、高金利通貨を狙ったスワップ運用で円高リスクをヘッジする相手として使いやすい通貨ペアとなっているようだ。

 

【参考】ガチンコFX スワップ比較

 

★
※クリックで拡大します

 

(大魔王バーンさん(2)トルコリラを買いで短期回転についてはコチラ!)

 

(大魔王バーンさん(3)南アランドの短期トレードについてはコチラ!)

 

(大魔王バーンさん(4)新興国通貨取引のポイントについてはコチラ!)

 

【プロフィール】
漫画 de 株FX 大魔王バーンさん
豪ドル/円の長期スワップ狙いで2009年にFXを始めるも、レバレッジの感覚に不慣れだったため、買った日の夜にロスカットされ一日分のスワップすら受け取れずに終わる。その後、独力で勉強を続け、昨年始めからトルコリラ/円を中心にした運用を開始。資金300万円に対して、これまでに受け取ったスワップは100万円間近に。Twitterアカウントは「@ bannboko」。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • シェアする

ブロガープロフィール

高城 泰

投資ライター 高城 泰(takagi yasushi)

早稲田大学政治経済学部卒業。編集プロダクション「ミドルマン」所属。「週刊SPA!」や「ダイヤモンドZAi」など雑誌や書籍を中心に活動するマネーライター。「超カンタン一点突破FX」(扶桑社)、「めちゃくちゃ売れてるマネー誌ZAiが作ったiPhoneでFX入門!」(ダイヤモンド社)などFX書籍のプロデュースを多数手がけている。

facebook twitter homepage