ホーム > コラムの泉 > 為替ディーラーYEN蔵の為替相場のテーマはコレ! > 12月15日(木)早朝のFOMCを終えて

迷ったらココ!期間限定

12/15
2016

12月15日(木)早朝のFOMCを終えて

直近の為替相場のテーマはコレ!12月15日(木)早朝のFOMCを終えて

 

今回の『米利上げ』による相場への影響

 

FOMCでは予想通り0.25%の利上げを行いFFレートの誘導目標を0.5~0.75%とした。

 

GDPの予想は2016年が1.8→1.9%、2017年は2→2.1%に上方修正。

 

失業率は2016年は4.8→4.7%、2017年が4.6→4.5%に上方修正。

 

PCEは2016年は1.3→1.5%に上方修正した。

 

注目されたドットプロットは、2017年末は1.25~1.5%のところに集中。

 

ということは2017年末まであと3回の利上げ予想となる。

 

この結果を受けて米10年債利回りは2.51%に上昇し、ドル円も116.45付近まで上昇。

 

FEDWATCHによると2017年12月までに1.25~1.5%への利上げの織込み度は42~43%となっている。

 

ここからの『米長期金利上昇他』による相場への影響

 

記者会見でイエレンFRB議長は「経済は著しく進展した。小幅の利上げであまり影響を与えないだろう」と発言。

 

緩和は引き続き継続、中立的なFFレートはかなり低い状態だが、インフレはまだわれわれが普通だと考えるものより低いものとなっていると述べた。

 

またドルのレベルについては語らず、トランプ氏の政策に関しても答えなかった。

 

ここまでの市場の反応は米長期金利上昇でドルは上昇。

 

そして、ダウは40ドル安と小幅に下落している。

 

結局週初からドルはFOMCを前に調整し弱含んでいた。

 

しかし株価は堅調に推移しており史上最高値を更新していたが、やや下落気味になっている。

 

来週は日銀政策決定会合があるが、ほぼ今年のイベントを終了し、ドル高の流れは継続していくのではないだろうか。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • シェアする

ブロガープロフィール

田代 岳

アナリスト 田代 岳(tashiro gaku)

シティバンク銀行、スタンダード・チャータード銀行で、金融、マーケット部門で仕事をし、為替ディーラーとして活躍。マーケット部門の中で外国為替、金利、債券の取引を行い、資金の運用を担当した経験を活かして、日本の個人や中小企業に正しい金融情報を伝え、日本人の資金の有効活用、しいては金融で日本人を元気にすることが使命であると考えている。投資家向けのみならず、現在は一般の方や中小企業向けにわかりやすく話す講演やセミナーも人気である。

twitter homepage