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11/13
2017

今週の為替相場を考える(11月13~17日)

今週こそはレンジ相場を脱却できるか? 相変わらず主役は米税制改革案の行方、準主役は主要国CPI、GDP、雇用統計と発表と要人発言。

 

税制改革案では、共和党が上下両院で異なる法案を提出。下院は法人税率を2018年以降に35→20%に引き下げ、所得税の最高税率を据え置き、今週中の可決を目指している。一方、上院の共和党は財政赤字の拡大を抑えるため1年先送りし2019年を目指し、所得税の最高税率を引き下げへ。

 

結果、クリスマプレゼントにしたいと言っていたトランプ大統領は議会と協力すると発言するも、今後の進展次第では米株や債券、そして為替市場に影響を与える可能性が高い。最近の米株は最高値を更新しながらもやや伸び悩み傾向にあり、ラッセル2000の小型株指数は直近では10月3日の高値1,511.97→先週末は1,475.27まで低下しているのがやや気になっている。

 

いずれにしても翌週23日は、米国市場は勤労感謝の日で休場、例年はこれを境にクリスマスムードが高まり相場変動が強まるケースが多かった。また、11月決済の大手ファンド筋はポジションの解消や取引を控える動きが強まることで相場が変動することも多々あり、レンジ相場から抜け出せないでいる為替相場の変動を期待したくなる。

 

今週の主な材料でも記載しているが、今週は重要な経済指標や発言が多い。CPI(米、独、英、仏、ユーロ圏、カナダ)、GDP(独、イタリア、ユーロ圏、日本)、雇用統計(英、豪)。発言では、イエレンFRB議長、ドラギECB総裁、カーニーBOE総裁、黒田日銀総裁、そのた多数。

 

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まず、現在の譲許を確認してみよう!
為替相場では、USDJPYは大枠で113.00~114.50(150ポイント)のレンジを3週間続け、EURUSDは1.1550~1.1700(150ポイント)を2週間続け、AUDUSDは0.7625~0.7725(100ポイント)のレンジを2週間続けている。GBPUSDは若干遠目で見る必要があるが、大枠1.3050~1.3300(150ポイント)のレンジを5週間続けている。

 

例外としては、NZDUSDは3週間前の0.6818ボトム→0.6980(約160ポイント)まで上昇、USDCADも3週間までの高値1.2917から1.2685(約230ポイント)まで下落しドルに対して強さが目立っている。とはいえ、全ての通貨ペアは総じて動きは緩慢で、USDCADを除き150ポイント・ルールが続いている。

 

債券利回りは、米10年債は3週間前の2.47%台を高値に、先週は一時2.30%台までの低下から週末末に2.4%まで一機に上昇へ。米2年債は1.65台を維持し過去10年来の水準まで上昇傾向が続き、長短金利差のフラットニング化が続いている。

 

株式市場は、先週の日経平均株価は3日間連続で下落、ダウは2日連続で下落、欧州株は弱さが目立ち、独DAXは過去5日間で4日下落、英FTSE100も過去5日間3日下落しており、市場のセンチメントは株価下落への警戒感と上昇期待と二分されている。

 

金融政策では、米国では次期FRB議長にハト派のパウエル氏が本決まりとなり、先の11月1日のFOMCで年内の利上げを検討とあり12月の利上げは織り込済みで、来年には2~3度の利上げを期待。英国では11月2日にBOEは10年ぶりの利上げを開始。ユーロ圏では12月26日にECBは来年1月から資産買い入れ枠を600→300ユーロ減額し9月まで延長。ただし、日銀は緩和策を継続中。本来ならば金利差拡大に円安傾向が期待されるも、現実の円相場はレンジで上下共に動かず。

 

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今週の【通貨ペア別のレンジ予想】

 

◎USDJPY【予想レンジ 112.30←113.00~114.20→115.00】

 

USDJPYは、いつみても同じ水準にあり、113円に向かうとドルベアになり、115円に近くづくとドルブルになるが共に失敗。他の主要通貨は緩和策の縮小を開始し、緩和策を継続する日本との金利差拡大=円安を期待したくなるも、米税制改革案の不透明性、日米通商問題を気にした円高への動き、株価下落への警戒感、北朝鮮リスク(最近は忘れ気味)、それと今までのドル高期待による積みあがった投資家・資本筋のドルロングポジションの巻き戻しが上値を抑えているように思える。

 

結果、USDJPYの相場はブル派・ベア派に二分され流れも共に自信を持ったポジションは持てず、短期取引が主流となり結果さらにレンジ相場を継続。ただし、翌週23日は米国市場が勤労感謝の日で例年では相場の変化が強まり、米税制改革案の結果も見え始めることでレンジ相場を抜け出すことを期待したい。また、15日の日本のGDPの結果で短期的な変動も期待できそうで、他の主要国で発表されるCPIやGDP、雇用統計の結果で、円クロスだけは上下変動するリスクは高そうでもある。

 

DailyチャートのBBは、Basis=113.48、Upper=114.65、Lower=112.31とBasis近くで推移。

 

DailyチャートのStoch RSIは、K=17.97 D=36.45と、若干売られ過ぎゾーンにあり、ドル売りを継続。

 

DailyチャートのMAは、短期線が長期線を上抜け買いを継続中、200日MA終値ベース=111.74と乖離幅は引き続き大きい。36日MA終値は113.02、高値ベースは113.39、安値ベースは112.65にあり、この水準がボトムラインへ。

 

IMM通貨先物では、10日(金)米国は祭日のため発表はなし。

 

USDJPYオプションのリスクリバーサルではロンドンベースで、1週間は前週-0.30→-0.70%、1か月でも-0.55→-0.8%と円コールが拡大、円先高リスクがやや強まっている。

 

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◎EURUSD【予想レンジ 1.1550~1.1750】

 

EURUSD は、10月26日のECB理事会で、資産買い入れ額を半減させ、QEを9月まで延期し緩和策の継続を示唆したことで独債利回りは低下し、EURUSDは1.1830台→7日は1.1550台まで続落するながれが続いていた。しかし、最近では米税制改革案の不透明性に加え、先の理事会でクーレ理事、バイトマン独連銀総裁、ビルロワドガロー仏中銀総裁が、インフレ率が上昇しなくても購入終了を可能にする余地のある提案を支持との報道や、欧州委員会の秋季経済予測ではユーロ圏の成長拡大ペースを示し、ECB経済報告では2017年の堅調な経済成長が続くことを予測。欧州発の経済指標も強さが目立っている。

 

このことが材料となったかは不明ながら、7日のボトム1.1550台→先週には一時1.1670台まで値を戻し、週終値ベースでは継続的に1.1600台を維持しているが、1.18の大台を回復し安定的に維持できるまではボトムアウトの確証は持てず。もちろん、米税制改革案の行方や、ドラギECB総裁発言、ユーロ圏各国のGDPやCPIの結果がEURUSD相場を左右させることも間違いなさそう。

 

DailyチャートのBBは、Basis=1.1691、Upper=1.1858、Lower=1.1525。

 

DailyチャートのStoch RSIは、K=38.03、D=23.67と、売られすぎゾーンにあるが買い変化へ。

 

IMM通貨先物では、10日(金)米国は祭日のため発表はなし。

 

EURUSDのオプションのリスクリバーサルは、ロンドンベースで1週間が前週0.00→0.00%と変わらず、1か月は0.15→0.10%へ低下、3か月は0.10→0.10%と変わらず。ただし、9か月-0.05→+0.05、1年0.00→+0.10%と10月13日の週以来、若干ながらユーロコールへと変化、長いところの上昇が気になる。

 

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今週の主な材料(11月13日~17日)

 

今週は、中銀関係者の発言が非常に多い週で、さらに、CPI(消費者物価指数)、GDP(成長率)、雇用統計など重要な発表も多く控えており、結果による相場変動が高くなることが予想されます。

 

米国発では、15日の米CPIが最も重要で、米小売売上高、米企業在庫、米鉱工業生産・設備稼働率、米輸入物価指数、米住宅着工・建設許可件数、NAHB住宅価格などの発表が控えており、株と債券の変動とともに為替市場も本当に忙しい一週間になりそうです。

 

中国発では小売、鉱工業生産、固定資産投資が予定されており、日本では15日第3四半期GDP、英国では14日CPI、15日雇用統計、16日小売売上高、豪州では16の雇用統計、カナダでは17日CPIがそれぞれの通貨にとっては非常に重要、結果による変動が高くなりそうです。

 

今週は低調なボラティリティが一機に高まる可能性があり、23日のサンクスギビングデーを翌週に控え、11月決算のファンド勢が年内のポジションをクローズする動きや、リパトリの動きなども考えられレンジ相場から抜け出すことを期待したくなります。

 

今週はまた通貨当局者による発言が非常に多く予定されています。特に重要なのは14日(イエレンFRB議長、ドラギECB総裁、カーニーBOE総裁、黒田日銀総裁のパネル討論会)、16日(BOE勢揃いで、カーニーBOE総裁、ブロードメント副総裁、カンフリ副総裁、ラムスデ副総裁 ホールデン・チーフエコノミスト)、117日(ドラギECB総裁)が重要で台風の目になりそうです。これ以外でも多くの発言が予定されており、短期的な変動の可能性は高いことを意識する必要がありそうです。

 

【CPI(消費者物価指数)】
11/14(火)独CPI(前年比予想2.3% 前回0.8%)、英CPI(前年比予想3.2%前回3.0%)と共に上昇を予想。
11/15(水)仏CPI(前年比予想1.2% 前回1.2%)、米CPI(前年比予想2.0% 前回2.2%)。
11/16(木)ユーロ圏CPI(前年比予想1.4% 前回1.5%)
11/17(金)カナダCPI(前年比予想1.4% 前回1.6%)

 

【GDP(成長率)】
11/14(火)独GDP(前年比予想2.3% 前回0.8%)、イタリアGDP(前年比予想1.7% 前回1.5%9、ユーロ圏GDP(前年比予想2.5% 前回2.5%9、
11/15(水)日本GDP(前年比予想1.5% 前回2.5%)

 

【雇用統計】
11/15(水)英雇用統計(OIL失業率予想4.3% 前回4.3%、平均時給含むボーナス予想2.1% 前回2.1%)
11/16(木)豪雇用統計(失業率予想5.5% 前回5.5%、就業者数予想1.88万人 前回1.98万人)

 

【発言】
11/14(火)イエレンFRB議長、ドラギECB総裁、カーニーBOE総裁、黒田日銀総裁、パネル討論会。 
11/16(木)カーニーBOE総裁、ブロードメント副総裁、カンフリ副総裁、ラムスデ副総裁 ホールデン・チーフエコノミスト、
11/17(金)ドラギECB総裁講演

 

詳しくは別表をご覧ください。
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11/6
2017

今週の為替相場を考える(11月6日~10日)

今週は、日本発の材料ではトランプ大統領が来日し、日米通商問題と北朝鮮問題がどのように発展するのか気がかりな週です。

 

海外では重要なイベントが比較的少ない週で、引き続き米国の税制改革案とスペイン・カタルーニャの問題の推移が材料となり、トランプ大統領は11月23日の感謝祭までに議会での可決を目指し、ラホイ・スペイン首相は12月21日に総選挙を実施する予定で、今週はともに成り行きを見守ることになりそうです。

 

世界的な緩和縮小の流れは止まらず。FOMCは12月の利上げをほぼ確実にし、来年の0.25%の利上げ期待も2回→3回へと変化し始め、BOEは10年ぶりに利上げを決定、2020年まえに2度の追加利上げを示唆。ECBは資産買い入れ額600億ユーロ→300億ユーロへと減額決定。

 

日本では日銀が「ステルス・テーパリング」と呼ばれている見えない緩和縮小に本当に動いているのでしょうか? 伊藤コロンビア大学教授は「国債買い入れ80兆円をめどと言っているが、実質60兆を切り50兆を切る状態で、いわゆるテーパリングがすでに日本では起きている。出口に向かう準備はできている」と発言しています。

 

株式市場では、独、英、米株も過去最高値を更新し、日経平均株価も21年4か月ぶりの高値へと上昇するなど、世界的に株価は上昇中。米10年債は2.5%を超えられず伸び悩んではいますが、2年債利回りは一時1.63%と9年ぶりの水準へと上昇しています。

 

原油価格(WTI)は年初の高値55.24ドルを上回り、55.64ドルで終了し、2015年6月以来の水準に上昇しています。

 

このような状況を踏まえて、今週に限らず今後の為替相場の動きを考える必要がありそうです。USDJPYは日米金利差だけを考えれば、米ドルに分があり、織り込み度や意外感を考えれば、円に分がある状況ではないでしょうか? 緩やかなドル高傾向が続き、突然円高になるリスクを抱えているようにも思われます。

 

(既にお送りしています、今週の主な材料と合わせて見てください)

 

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今週の【通貨ペア別のレンジ予想】

 

◎USDJPY【予想レンジ 113.50~115.00】

 

USDJPYは、原油価格の上昇、日本以外の主要国の緩和縮小と債券利回りの上昇による日本との金利差拡大、日経平均株価の上昇などの円売り要因は目白押し。逆に、日米通商問題、日銀の金融政策の変化期待や円ショートポジションの巻き戻しなど、潜在的な円買い要因が混在する動きが予想されます。結果、緩やかなUSDJPYの上昇(主要国に対しての円売り)が続き、113~114.50の上限を試す動きが期待できる反面、115円を超えて円売りが加速した場合には、急落するリスクも考える必要がありそうです。

 

DailyチャートのBBは、Basis=113.14、Upper=114.62、Lower=111.66で、113.15がボトムラインと予想。

 

DailyチャートのStoch RSIは、K=68.59 D=65.52と、若干買われすぎゾーンにありますが、ドル買いへと変化。

 

DailyチャートのMAは、短期線が長期線を上抜け買いに変化を継続中、200日MA終値ベース=111.72、高値ベース=112.16、安値ベース=111.28と大きな変化は見られず引き続き乖離幅は大きい。36日MA終値は112.74、高値ベースは113.09にあり、この水準がボトムラインと考えます。

 

IMM通貨先物では、【円】-116,857→-118,869(-2,012)と、円は、ネットでショートを11.9万弱に拡大し相変わらずショートNO.1の座を維持。昨年11月29日から続くショートポジションでは12万台を超えたことはなく、最近のUSDJPY相場のレンジ相場の動きの一因となっている可能性あり今後の動きを注目しています。

 

USDJPYオプションのリスクリバーサルではロンドンベースで、1週間は前週-0.50→0.30%、1か月でも-0.70→-0.55%と低下、前週に続き円コールが縮小し円先高リスクが後退。

 

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◎EURUSD【予想レンジ 1.1480~1.1750】

 

EURUSD は、ECBが10月26日の理事会で資産買い入れを半減することを決定したのですが、9月まで延期して必要があれば更なる延長を示したことで市場の判断はEUR売りへ。今週はカタルーニャ自治州の独立問題は不透明で12月21日の総選挙まで波乱要因が続きEUR売り材料として残りますが、1.15~1.750のレンジの下限を一時的ではなくクリア(継続的に)抜けることができるかを注目しています。

 

8月末から政治家やECB当局者からユーロ高を懸念する声が高まり、ECB理事会議事録からもそれが読んでとれます。EURUSDは8月から9月までのユーロ高の影響もあり、10月のユーロ圏CPIは1.5→1.4%、コア1.3→1.1%へ低下、独CPIも1.8%→1.5%へ低下しています。EURUSDは1月の安値1.0340→9月上旬には1.2092まで17%近く上昇し、先週末には1.1607まで約4%近くユーロ安に変化したことで、通貨高による弊害も弱まっているようにも思われます。

 

DailyチャートのBBは、Basis=1.1739、Upper=1.1907、Lower=1.1572。

 

DailyチャートのStoch RSIは、K=22.38、D=19.85と、売られすぎゾーンにあり買いへと変化。

 

DailyチャートのMAは、36日MA=終値ベース1.1781を上限に上値は重く抑えられ、200日MA=1.1266と長期的な上昇傾向を引き続き維持。

 

IMM通貨先物では、【ユーロ】83,504→72,097(-11,407)と、ユーロは、ネットでロングNO.1の座を維持しながらも、7.2万台へと3週連続し前週比で減少しEURUSD相場でも売りの流れが続いています。5月9日にショートからロングへ変化してからは、10万台を上回ったけたことはなく、逆に10月10日の9.8万台をピークに減少中です。一方の下限もピーク達成後は6万台を割り込むこともなく注目しています。。

 

EURUSDのオプションのリスクリバーサルは、ロンドンベースで1週間が前週0.00→0.00%と変わらず、1か月は0.10→0.15%、3か月は0.15→0.10%と、ユーロコールの伸びは見られず、ユーロ先高リスクが弱まった状態が続いています。

 

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◎GBPUSD【予想レンジ 1.2850←1.3000~1.3300】

 

GBPUSD1.30~1.35のレンジの下限に近づきあり、1.300台でサポートできるか注目。BOEは11月2日の金融政策委員会で10年ぶりに予想通りに0.25%の利上げを決定、2020年までに2度と市場予想より緩やかな利上げの可能性を示唆し、ポンド売りの材料となりました。

 

カーニーBOE総裁は記者会見で、「ポンド急落でインフレが高進して消費支出に影響し、今年の経済成長ペースは鈍いく、賃金上昇水準もインフレ動向を下回る」と、ポンド安による弊害を強く意識していました。一方、ブレグジットの顕著な影響が表れており、政策金利を変更する際に交渉が最大の要因になる可能性が高いとありポンド売りの材料となっています。

 

GBPUSDは昨年10月のボトム1.1905→9月後半の高値1.3657まで14.7%と大きく上昇したことで通貨安による弊害は弱まっていることが想像できますが、逆に先週末には一時1.30400台まで約4.5%近く下落していることで、通貨安による影響が再燃する可能性も否定できません。今後の経済指標を見守る必要がありますが、仮にポンド安が顕著になるようならそれをけん制する発言の可能性も否定できません。

 

DailyチャートのBBは、Basis=1.3191、Upper=1.3315、Lower=1.3067。

 

DailyチャートのStoch RSIは、K=46.63、D=57.02とニュートラルゾーンにあり、売り変化へ。

 

DailyチャートのMAは、36日MA=終値ベース1.3279近辺を高値に上値の重い展開が続き、200日MA=終値ベース1.2854と引き続き乖離幅は大きいままです。Weeklyチャートでは、36週MA高値ベース1.3257を上限に、200週MA高値ベース1.3061、終値ベース1.3007がボトムになるか重要。

 

IMM通貨先物では、【ポンド】-1,485→1,245(2,730)と、ポンドは、9月26日に98週続いたショートからロングへ転換してからも、ロングとショートの変化が続き方向性は定まらず。GBPUSDも他の主要通貨に比べれば安定的。

 

GBPUSDのオプションのリスクリバーサルでは、ロンドンベースで1週間が前週-0.30→0.40%、1か月も-0.40→-0.45%とポンド安リスクが拡大中。

 

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今週の主な材料(11月6日~11月10日)

 

5日から米国市場は夏時間が終了し冬時間へ移行します。NY市場のクローズは日本時間の午前7時となり、経済指標は午後10時30分に発表される重要な経済指標が多くなります。

 

先週の動きを若干振り返ることにします。FOMCでは予想通り政策金利を据え置き、12月の追加利上げの可能性を示唆。米雇用統計では市場予想を下回る非製造業部門雇用者数と弱い賃金の伸びにもかかわらずドルは上昇し、ドルの底堅さが感じられる一週間となりました。また世界的な株価の上昇と米2年債利回りの上昇も特徴といえるでしょう。

 

さて、今週ですが重要な、イベント・金融政策・経済指標が非常に少ない週となります。日本国内の要因ではトランプ米大統領の来日(5日~7日)に伴う日米通商交渉の動きぐらいでしょうか。9日のECB経済報告と欧州委員会の秋季経済予測も注目しています。

 

政治的には、プチデモン前州首相ら複数に逮捕状が請求され、12月21日に総選挙が予定されているカタルーニャの問題。米国の税制改革案ですが実現すれば1980年来最大級となり、トランプ大統領は11月23日の感謝祭までに可決するよう議会に求めています。

 

金融政策では、7日の豪中銀、9日のNZ中銀が予定されています。共に政策金利の据え置きが予想されていますが、いつもながら声明文で相場が動くことは間違いなしでしょう。特に9日のNZの金融政策は午前5時の発表で、薄商いに相場変動が高くなることが予想されます。

 

発言では、6日のダドリーNY連銀総裁、7日のドラギECB総裁とラウテンシュレーガーECB専務理事、ポロズカナダ中銀総と7日に集中しています。

 

詳しくは別表をご覧ください。

 

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10/30
2017

今週の為替相場を考える(10月30日~11月3日)

先週は米下院が共和党上院の予算決議案を可決、米GDPも予想外に強く、FOMCの継続的な利上げ期待もあり、米金利は上昇しドル買いが続きました。米10年債利回りは一時2.5%に迫る水準まで上昇し、米2年債も一時1.63%まで上昇、2008年以来となる高水準で推移し、加えて米株の上昇傾向も続いています。

 

一方、カタルーニャ自治州の問題でユーロは弱く、利上げ期待の後退やブレグジットリスクも消えずポンドは弱く、追加利上げ観測が後退し原油高でもカナダドルは弱く、NZ政局の不安や中銀へ政策緩和圧力を危惧してNZドルは弱く等々、主要通貨はそれぞれでマイナス要因をかけており、ドル高の要因となっています。

 

今週は月末・月初に当たり重要な金融政策の発表や経済指標の発表が多く控えており、それに加えて、先週・週末からの北朝鮮リスク、カタルーニャ問題、次期FRB議長の人選問題など不透明要因が多く、その結果により金利と株価が変動し、同時に為替相場の変動が伴うことが多くなりそうです。

 

【金融政策】
金融政策では、BOE(11/2)、FOMC(11/1)を注目。BOEの金融政策委員会では、政策金利0.25%→0.5%への引き上げと資産買い入れ枠は4350億ポンドで据え置きが予想していますが、利上げはほぼ確実視されており、相場に織り込み済みと考えてもいいでしょう。

 

GBPUSDが動くことで、EURGBPとGBPJPYが変動し、EURUDSやUSDJPY相場へも影響を受けることになりそうです。同時発表のBOE議事録とBOE四半期インフレ報告も相場変動要因であることに変わりありません。

 

FOMCは最も市場へのインパクトが強いのですが、今回は記者会見の予定もなく「バランスシートの縮小」の実施とその影響、既成事実化かされている12月の0.25%の追加利上げと、不透明な来年の利上げ回数を読み取ることができるのでしょうか? いつもながら直後の相場変動は高いものがあります。

 

【経済指標】
経済指標では、米雇用統計(11/3)が主役で予想数字は、失業率は4.2%で変わらず、非農業部門雇用者数は前回-3.3万人→+31.0万人へ増加を予想、平均時給の前年比は前回2.9%→2.7%へ低下を予想と、それぞれの数字で相場が変動する可能性が高く、直後の相場変動を読み取ることは難しくなりそうです。

 

【北朝鮮リスク】
北朝鮮リスクでは、北朝鮮の国営メディアは、核・ミサイル開発について「すでに最終完成のための目標達成がすべて成し遂げられた段階にある」と主張。トランプ米大統領の日本、中国、韓国訪問のタイミング前の発表に、市場では米朝間の緊張が一段と高まる可能性と、開発が終了したことで新たな実験が終了するのではとの期待感もありますが、リスク回避の動きに円相場も影響を受ける可能性が強いと思われます。

 

【カタルーニャの独立宣言と第155条の自治権停止措置】
カタルーニャ州議会が独立を採択したことで、中央政府は自治権停止を実行し、州首相や幹部を解任し州警察直接指揮科に置く措置を決定し、12月21日に州議会選挙を実施へ。スペイン株は続落、安全資産の国債が買われ、EUR売りへと動きリスク回避へと動き7月後半の水準まで下落し、今後の情勢次第を見守る動きへ。ユーロ相場にとって擦り傷程度で終わるのか、それとも骨折まで自体が深刻になるのか、かつて経験したことのない事態に予測不明なこともあり、引き続きリスク回避のユーロ売りに戻りは限定的と思われます。

 

【次期FRB議長の人選】
いつもながら、トランプ大統領の真意を読み取ることは難しいのですが、今週発表が予定されている次期FRB議長にパウエルFRB理事が最有力とWSJ紙は報じています。パウエルFRB理事はイエレン現議長の政策を世襲すると思われ、米金利緩やかな上昇期待=ドル売りの材料に使われやすくなります。逆に、テーラー氏が選出されると、金融引き締めの加速との思惑にドル買いへ動くことが予想できます。

 

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今週の【通貨ペア別のレンジ予想】

 

◎USDJPY【予想レンジ 113.00~114.50】

 

USDJPYは、衆議院選で与党大勝=株価上昇=円安相場の期待感が盛り上がり114円台半ばまで上昇しましたが、先週も日々終値ベースでは114円台を維持することはできず、結局は円売り相場も限定的で、底値を徐々に切り上げながらも、元の大枠113~114円の範囲へと逆戻りしています。今週はトランプ大統領の訪日を前にし、北朝鮮の挑発的な行動が目立ち、次期FRB議長の人選とFOMC、米雇用統計と不透明要因が残っていることで、極端な円高は考えにくい反面、リスク回避の動きに円ショートを維持することも難しくなっている。

 

DailyチャートのBBは、Basis=112.87、Upper=114.08、Lower=111.66で、1112.87がボトムラインとしてポイントになりそうです。
DailyチャートのStoch RSIは、K=88.05 D=88.53と、買われすぎゾーンで売り変化へ。
DailyチャートのMAは、短期線が長期線を上抜け買いに変化を継続中、200日MA終値ベース=111.73、高値ベース=112.17、安値ベース=111.27と引き続き乖離幅は大きい。

 

IMM通貨先物では、【円】-101,286→-116,857(-15,571)は、集計日との誤差がありそれを割り引いで考える必要がありますが、円のショートはNO.1でさらに拡大。2016年11月29日から48週間連続中で、その間のトータル・ポジションでは7月18日の-126,919コントラクトが最大でその水準に近づきつつあり、注意も必要。

 

USDJPYオプションのリスクリバーサルではロンドンベースで、1週間は前週-1.25→-0.50%と円コールが縮小し、12か月まで全てで円コールが弱まり、円先高リスクが後退しています。

 

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◎EURUSD【予想レンジ 1.1500~1.1750】

 

ECB理事会は資産買い入れ額を半減させ、QEを9月まで延期したことで独債利回りは低下、独米金利差拡大にEURUSDは下落。さらに、ユーロはカタルーニャ自治州の独立前言を受けた、スペイン中央政府の対抗措置に事態の悪化が予想されユーロ売りの可能性はぬぐい切れず。次期FRB議長の人選とFOMC、米雇用統計と不透明要因が残っていますが、テクニカルではユーロ売り圧力が強く、上値は限定的と思われます。

 

DailyチャートのBBは、Basis=1.17646、Upper=1.1886、Lower=1.1643。
DailyチャートのStoch RSIは、K=29.95、D=47.49ニュートラルに近く、売りの流れが続いています。
DailyチャートのMAは、36日MA=終値ベース1.1825、高値ベース=1.1870、安値ベース=1.1790にあり、終値べースを高値に続落傾向が続いています。

 

IMM通貨先物では、【ユーロ】90,452→83,504(-6,948)と、集計日との誤差がありそれを割り引いで考える必要がありますが、ユーロのロングはNO.1ながら2週連続で小幅減少。5月9日から25週連続しロングを維持していますが、10月10日の98,079コントラクトをピークにその間に一度も10万の大台を達成したこともなく、一つの節目に。

 

EURUSDのオプションのリスクリバーサルは、ロンドンベースで1週間が前週0.55→0.00%と大幅低下、しユーロはコールからプットへ変化する可能性も? 1~3か月までユーロコールは低下し、市場のユーロ先高感が弱まっています。

 

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◎GBPUSD【予想レンジ 1.3000~1.3300】

 

GBPUSDは、強いGDPにもブレグジットリスクへが残りポンド買いは続かず、逆にEURUSDの下落に連動し売りへと変化していますが、BOEの利上げ期待もあり1.3000を何とか維持。期FRB議長の人選とFOMC、米雇用統計と不透明要因が残っており、1.30~1.3300のレンジを抜け出すことは難しいのではと思われます。

 

DailyチャートのBBは、Basis=1.3194、Upper=1.3310、Lower=1.3079。
DailyチャートのStoch RSIは、K=45.19、D=55.18とニュートラルゾーンにあり、売り変化へ。
DailyチャートのMAは、36日MA=終値ベース1.3289、高値ベース=1.3350、安値ベース=1.3229にあり、引き続き下限を割り込み続落傾向が続いていますが、終値ベースでは1.3100の大台を維持しており、今週の一つのポイントになる可能性も。Weeklyチャートでは、36週MA終値ベース1.2888(安値ベース1.2760、高値ベース1.2989)で、この高値ベース1.2989が4月17日の週よりいままで下限となっており、注目。

 

IMM通貨先物では、【ポンド】5,047→-1,485(-6,532)と、集計日との誤差がありそれを割り引いで考える必要がありますが、ポンドは、3週連続しネットショートが拡大し、トータル・ポジションでは5週間ぶりにロングからショートへと逆戻り。数値は若干のショートにとどまっており、次回の発表を注目。

 

GBPUSDのオプションのリスクリバーサルでは、ロンドンベースで1週間が前週-0.3→-0.3%と変わらず、1か月から先も大きな変化は見られず、ポンドプットを維持し、ポンドの先安リスクは変わらず。

 

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今週の主な材料(10月30日~11月3日)

 

今週から11月がスタートし欧州は冬時間がスタート、来週から米国が冬時間に入ります。また今週は月末・月初に当たり重要な金融政策の発表や経済指標の発表が多く控えており、その結果による相場変動が高まることは間違いありません。

 

金融政策では、日銀(10/30)、BOE(11/2)、FOMC(11/1)と続きます。FOMCは最も市場へのインパクトが強いのですが、今回は記者会見の予定もなく「バランスシートの縮小」の実施とその影響、既成事実化かされている12月の0.25%の追加利上げと、不透明な来年の利上げ回数を読み取ることができるのでしょうか? いつもながら直後の相場変動は高いものがあります。

 

次いで、BOEの金融政策委員会では、政策金利0.25%→0.5%への引き上げの予想が強く、ほぼ確実視されています。また、資産買い入れ枠は4350億ポンドで据え置きを予想されており、仮にこの予想と異なる結果にでもなればポンド相場の変化が加速することは容易に予想できます。GBPUSDが動くことで、EURGBPとGBPJPYが変動し、EURUDSやUSDJPY相場へも影響を受けることになりそうです。また、同時発表のBOE議事録で今後の見通しを判断し、BOE四半期インフレ報告では、成長とインフレ予測に相場が動くことは間違いありません。

 

10月30日に日銀は金融政策を変更することは期待できませんが、「ステルス・テーパリグ」とも呼ばれている、目に見えない緩和縮小がいつ頃から? 本当にスタートすることができるのでしょうか? あまり期待はしていませんが!

 

経済指標では、米雇用統計(11/3)が主役で予想数字は、失業率は4.2%で変わらず、非農業部門雇用者数は前回の-3.3万人から予想31.0万人へと大幅上昇が、平均時給の前年比は前回2.9%から2.7%へと低下が予想されており、それぞれの数字の増減により相場が変動することが多く、総合的に評価する必要がありそうです。そういう意味では米債利回りを見ながら取引をするように必要もありそうです。

 

NZの雇用統計は早朝6:45時の発表で薄商いの中で、相場変動が高い指標となっており注意が必要です。それ以外でも多数の発表が控えていますので、下記の各項目別に確認してみてください。

 

—————–

 

【重要なイベント】

 

10/29 欧州は夏時間から冬時間に移行(指標の発表が1時間遅くなります)
10/30 —–
10/31 —–
11/1  —–  
11/2  —–
11/3  東京市場休場(文化の日)、アップル「iPhoneX」発売
11/5  米国市場は冬時間へ移行、トランプ大統領来日(5~7日)

 

——————

 

【要人発言】

 

10/30 —–
10/31 ポロズカ・ウイルキンスカナダ中銀総裁&副総裁
11/1  カンリフBOE副総裁
11/2  ダドリーNY連銀総、パウエルFRB理事、
11/3  —–

 

——————

 

【主要な経済指標】

 

10/30 米個人所得・個人消費支出、独CPI
10/31 ユーロ圏GDP、ユーロ圏CPI、カナダGDP、米消費者信頼感指数
11/1  NZ雇用統計、米ADP雇用統計、米ISM製造業景気指数、米建設支出
11/2  独雇用統計、米非脳病部門労働生産性・単位労働コスト
11/3  豪小売売上高、米雇用統計、米貿易収支、カナダ雇用統計、カナダ貿易終始、米ISM非製造業景気指数、米製造業新規受注、米耐久財受注

 

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【金融政策】

 

10/30 日銀(金融政策決定会合)
10/31 —–
11/1  FOMC
11/2  英中銀(BOE MPC)
11/3  —–

 

詳しくは、別表をご覧ください。

 

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20171030ota1

 

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10/23
2017

今週の為替相場を考える(10月23日~10月27日)

今週もドル買いが続くのか? 選択肢を比較するとドル高に分が?

 

米国では、米上院は19日夜、2018年度連邦予算の大枠を定めた予算決議案を可決し、共和党は民主党議員の支持がなくても、税制改革法案を可決することが可能となってます。先にトランプ大統領は大型税制改革法案を年内に実現し、米国民へ「プリスマスプレゼント」にしたと話していましたが、その実現性に向け一歩前進しドル高思考が強くなっています。

 

米2年債利回りは一時1.5804%と9年ぶりの高水準へと上昇し、11月1日のFOMCでQEの縮小がスタートし、CME FedWatchの12月の利上げ予想確率は86.3→91.7%へ上昇、来年3月と5月の利上げ予想確率も高まっており、ドル買いの支援材料となっています。

 

日本では、マスコミで「日経平均株価は56年ぶりに14連騰と過去最長に並ぶ」、「水準は1996年10月18日以来の21年ぶりの高値」と、株高の報道が目立っていますが、今週発表される日本の全国CPIの前年比予想は0.7%、コアコアも0.2%と変わらず鈍い伸びとなっています。 日銀はWSJ紙が先に報道していた「ステルス・テーパリング」と比喩される金融政策の引き締めへと来週の金融政策決定会合で動くのでしょうか? その可能性は非常に低いと思っていますが?

 

衆議院選ですが、今日22日(日)に結果が判明し、自民・公明の圧倒的な勝利で終わることができるのでしょうか? 23日(月)の週明けのオセアニア市場から円相場が動くことになるでしょう。その結果をうけ日本株と円相場が変動することになり、結果を注目してみることにしましょう。

 

英国は、EUとの交渉では20日閉幕したEU首脳会議で、「将来の話し合いに前向き」との報道がある一方、英国がEUに支払う精算金の具体的な提案が必要で、通商分野の交渉は先送りされ、引き続き不透明でポンドの売り圧力の材料となっています。また、11月2日のBOE金融政策委員会では、緩和縮小の期待が残っている反面、直近のカーニーBOE総裁を含めた政策委員の発言ではインフレ進行のリスクを気にしながらも、ブレグジットリスクを気にしてなのか慎重発言が目立っています。

 

ユーロ圏では、何処に落ちどころを見つけることができるか不明ですが、スペイン・カタルーニャ州の自治政府と中央政府との独立宣言をめぐる対立は、21日にスペイン・ラホイ首相が自治権の一部を停止する措置を取り、プチデモン・カタルーニャ州首相は強く反発し、バルセロナでは独立支持派約45万人がデモに参加。自治権停止で激しく対立することになり、27日の議会上院の本会議で対応措置を決めることになりますが、ユーロにとっては売り材料として残っています。

 

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今週の【通貨ペア別のレンジ予想】

 

◎USDJPY【予想レンジ 112.80~114.80】

 

先週は、前週の112.50を中心とした攻防から上抜け円安へ。米上院が2018年度予算の大枠となる予算決議案を可決し米金利の上昇と米株は上昇、米2年債の利回りは一時1.5804%と9年ぶりの高水準で予想外の円売りへとなりました。USDJPYは終値ベースでも7月13日以来初めて、終値ベースでは113円台を維持し、過去2週間続いた動きの鈍いレンジ相場から円安相場へと変化しています。この動きが、26日の衆議院で与党圧勝期待が予想通りの結果となった場合にどこまで続くのでしょうか? 現状では円安相場を期待することになりそうです。リスク要因は米国の円安を懸念する政治的な圧力の有無。

 

DailyチャートのBBは、Basis=112.51、Upper=113.27、Lower=111.75で、112.51がボトムラインとしてポイントになりそうです。
DailyチャートのStoch RSIは、K=64.19 D=33.40と買い変化が続き、ニュートラルゾーンに位置。
DailyチャートのMAは、短期線が長期線を上抜け買いに変化。200日MA終値ベース=111.22、高値ベース=111.66、安値ベース=110.74。

 

IMM通貨先物では、【円】-101,419→-101,286(133)と、相変わらずショートNO.1の地位を維持。昨年11月29日来続く円ショートは大きく変化する兆しもなく、前週比では若干改善するも、過去2週連続で10万台を維持し、市場参加者の円安思考は変わらず。

 

USDJPYオプションのリスクリバーサルではロンドンベースで、1週間は前週-1.00%から-1.25%と円コールが拡大していますが、1か月から先は逆に、円コールが弱まり、円先高リスクが後退しています。

 

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◎EURUSD【予想レンジ 1.1700-50~1.1850-00 】

 

EURUSDは、米国が予算決議案を可決し米金利の上昇の影響を忘れることはできません。内的要因では、カタルーニャ州の独立宣言行使の動きとスペイン中央政府による自治権停止の動きに事態はより深刻化し先週と同じくユーロに対してのリスクが存在しています。また、26日のECB理事会では予想通り来年からQEの縮小を決定することになるのでしょうか? 仮になったとしても慎重姿勢で臨む間違いなく、理事会の結果を見るまでは積極的に動きにくい状況に変わりありません。予想外の結果となるまでは、1.1730~1.1880のレンジ内に収まるか可能性が高く、この水準を抜け出した方向に動きが加速する可能性も強まっています。

 

DailyチャートのBBは、Basis=1.1786、Upper=1.1870、Lower=1.1701。
DailyチャートのStoch RSIは、K=65.47、D=65.22でやや買われすぎゾーンにあるもニュートラルに近く、弱いながらも売りに変化が感じられます。
DailyチャートのMAは、36日MA=終値ベース1.1811、高値ベース=1.1849、安値ベース=1.1772にあり、この大枠で上下レンジに収まっています。

 

IMM通貨先物では、【ユーロ】98,079→90,452(-7,627)と、相変わらずロングNO.1の地位を維持。5月9日来続くユーロのロングポジションは10万の大台を一度も上回ることはありませんが、9万台を3週連続で維持し、為替相場のユーロ安への変動にもかかわらず、市場参加者のユーロ高思考は変わらず。

 

EURUSDのオプションのリスクリバーサルは、ロンドンベースで1週間が前週0.40→0.55%と上昇、逆に1か月超から先は、低下傾向にあり、6~12か月ではユーロコールからプットへと変化。1か月も0.35→0.45%へと拡大、ユーロの上昇リスクを意識した流れが今週も続く。

 

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◎GBPUSD【予想レンジ 1.3030~1.3250】

 

GBPUSDは、米国が予算決議案を可決し米金利の上昇の影響を忘れることはできません。内的要因では、ブレグジット交渉の難航にBOEは緩和縮小に対しての慎重姿勢となっていることは間違いありません。ただ、最近の経済指標ではインフレ圧力は上昇し賃金の上昇もあり、小売は弱かったのですが緩和縮小の期待感は残ったままです。GBPUSDは1.3100をボトムになんとか下げ止まっており、この水準を今週も維持することができるのでしょうか? 25日の英GDPや今後のブレグジット交渉の進展の有無を確認しながら、11月2日のBOE金融政策委員会を見守る動きになりそうです。

 

DailyチャートのBBは、Basis=1.3258、Upper=1.3481、Lower=1.3035。
DailyチャートのStoch RSIは、K=47.92、D=49.74とニュートラルゾーンに弱いながら売り変化しています。
DailyチャートのMAは、36日MA=終値ベース1.3267、高値ベース=1.3323、安値ベース=1.3207にあり、下限を割り込む下落となっています。Weeklyチャートでは、36週MA終値ベース1.2868(安値ベース1.2741、高値ベース1.2969)と4月17日の週より始まりいままで下限となっている、高値ベースの1.2969このポイントがボトムとなるか、注目していま。

 

IMM通貨先物では、【ポンド】15,508→5,047(-10,461)と、2015年11月10日から9月19日まで98週間という歴史的にも非常に長い間続いたポンドはショートからロング変化し3週間過ぎました。何とかロングを維持しながらも+5,047コントラクトとほぼニュートラルへと逆戻りし、簡単には逆戻りしないと思いながらも次の動きを注視。

 

GBPUSDのオプションのリスクリバーサルでは、ロンドンベースで1週間が前週-0.20→-0.300%とポンドプットが拡大、1~3か月は逆に縮小していますが、6か月超ではポンドプットが高止まりし、ポンド安リスクが継続しています。

 

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今週の主な材料(10月23日~10月27日)

 

週末の衆議院選挙の結果はどうなっているのでしょうか? 日本の株式相場と円相場の大きな変動要因となっています。

 

金融政策では、25日のカナダ中銀は政策金利1.0%、26日のECB理事会は政策金利0.0%と、共に政策金利の据え置きが予想されていますが、ECBは来年1月からQEの縮小が見込まれており、ドラギECB総裁の記者意見は非常に重要です。

 

経済指標では、25日の豪CPIの前年比予想は2.0%と前回1.9%より強く、27日の日本CPIの前年比予想は0.7%と前回と変わらず。25日の英GDPの前年比予想は1.5%と前回と変わらず、27日の米GDPの前年比予想は2.5%と前回3.1%から低下が予想されています。

 

今週も、スペイン・カタルーニャ自治州の独立の巡る動きと、ブレグジット交渉をめぐる不安感や、北朝鮮による予想外の行動などのリスクは根底に残っていますが、これらの材料は新たな展開がない限りは落ち着きを取り戻しているようにも見えます。

 

先週は、米上院が予算決議案を可決、トランプ政権の税制改革法案の年内可決の可能性が高まったことを好感し、米金利が上昇しドルが上昇するきっかけの一つとなりました。トランプ政権が目指す大型減税の議会審議が本格化することで、ドル買い材料が続く可能性もあります。

 

為替変動要因となっている、次期FRB議長選のレースですが、トランプ大統領は近々その人事を発表することになっています。現時点ではイエレン議長、ジョン・テイラー氏、パウエル理事の三人に絞られると思われ、WSJ紙ではティラールールではFF金利は2.5~3.0%となるとの予想もあり、仮にテイラー氏が次期FRB議長にでもなれば、米金利の上昇期待とドル高傾向が強まる可能性もあります。

 

——————

 

【重要なイベント】
週内に次期FRB議長が決まる可能性
10/23 衆議院選挙の翌日、安倍首相会見
10/24 —
10/25 — 
10/26 —
10/27 —

 

——————

 

【要人発言】
10/23 —
10/24 —
10/25 ポロズカナダ中銀総裁、ウィルキンスカナダ中銀副総裁
10/26 ドラギECB総裁、デベル中銀総裁候補、ノボトニー・オーストリア中銀総裁
10/27 —

 

——————

 

【主要な経済指標】
10/23 —
10/24 —
10/25 豪CPI、英GDP、米耐久財受注、
10/26 —
10/27 日本CPI、米GDP

 

——————

 

【金融政策】
10/23 —
10/24 —
10/25 カナダ中銀金融政策
10/26 ECB理事会(欧州中銀)
10/27 —

 

詳しくは、別表をご覧ください。

 

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10/16
2017

今週の為替相場を考える(10月16日~10月20日)

先週は米国が30年ぶりの大型税制改革案を発表してから約4週間続いたドル買い相場から米雇用統計をピークに、FOMC議事録にドル売りへ変化し米CPIを経てドル売りが加速した週になりました。

 

他にも、各国共にそれぞれの要因があったことの事実で、テクニカル要因も加わり結果的にドル買いから売りへと変化していますが、現状を取り巻く要因ははっきりとせず、次の上下変動待ちの状態と考えます。

 

JPYは、週始め16日に日米経済対話があり、日米貿易不均衡に関する話の有無や、衆議院選の結果待ち。衆議院選で与党の惨敗予想から過半数超の予想となり、日経平均株の上昇は止まらず、「与党勝利=円安」の期待が続くも、USDJPY相場は112.50を超えられず。期待と実際とのギャップが生じており、市場のセンチメントは円安期待が優勢ですが、円高リスクも混在する状態となっています。

 

EURは、カタルーニャ州政府の分離独立によるスペイン政府の対応待ちで、独立宣言の有無と自治権のはく奪問題が残り、どこまでユーロ買いができるかは疑問。来週のECB理事会を前にして、慎重姿勢を貫くドラギECB総裁や他の理事の発言待ちなのですが、最近の報道からは「資産買い入れの減額と買い入れ期間の延長で大筋合意。資産買い入れを50.0%削減(300億ユーロ)と大幅減額し、買い入れ期間を2018年9月まで9か月延長することで大筋合意」との報道を意識。結果、ユーロに対してブルでもベアでもなく思い込みは禁物。

 

GBPは、先週末、英国立統計局(ONS)が集計ミスで第2四半期の単位労働コストの前年比1.6%→2.4%に修正してからGBP買いが強まっていました。メイ首相は辞任までは発展しないまでも首相の信認低下は事実で、ブレグジットの交渉でも拠出金や貿易協定をめぐり前進できず、EU首脳会議でどのような発言がされるのか注目。カーニーBOE総裁は「数ヵ月以内に利上げが必要。英中銀の対応はEU離脱の交渉次第」と、ブレグジットの今後の動きを見守る以外になさそう。

 

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今週の【通貨ペア別のレンジ予想】

 

◎USDJPY【予想レンジ 111.20~112.50】

 

USDJPYは、衆議院選の結果待ちながら、「与党優勢=株高」にも円売りは限定的で、112.50を超えられず、テクニカルベースでは売り圧力が強まっています。下値のポイントは111.20、111.50、111.80もレンジ相場が続く中で、ポイントは多数にあります。

 

DailyチャートのBBは、Basis=112.34、Upper=113.14、Lower=111.54で、111.50がポイントへ。
DailyチャートのStoch RSIは、K=1.198 D=18.38と売りの流れを継続中ながら、売られすぎゾーンに位置。
DailyチャートのMAは、200日MA終値ベース=111.80と前週終値水準で、高値ベース=112.27、安値ベース=111.34。

 

IMM通貨先物では、【【円】-84,643→-101,419(-16,776)と、前週比でショートが拡大。昨年11月29日から46週間ネットでショートが続き、主要7通貨の中で唯一大幅なショートポジションを継続。市場の円安期待が強く表れていますが、為替市場では上下の動きは鈍く方向性がやや不透明。

 

USDJPYオプションのリスクリバーサルではロンドンベースで、1週間は前週-1.00%と変わらず、1か月は-1.55→1.50と若干変化するも、長いところを含めて大きな変化は見られず。

 

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◎EURUSD【予想レンジ 1.1780-00~1.1880-00 】

 

EURUSDは、カタルーニャ州独立宣言の有無とスペイン政府の対応が注目され、来週のECB理事会を控えて、積極的に動きにくい状況が続いています。1.1800±20pointの水準が相変わらず下値の重要なポイントで1.1800~1.1880のレンジ内を抜け出すまではレンジ相場の継続が予想されます。

 

DailyチャートのBBは、Basis=1.1822、Upper=1.1987、Lower=1.1657。
DailyチャートのStoch RSIは、K=79.11、D=46.22と買い継続中で徐々に買われすぎゾーンに近づきつつある。
DailyチャートのMAは、相変わらず200日MAは1.1154にあり大幅な乖離状態は変わらず。36日MA=終値ベース1.1187、高値ベース=1.1918、安値ベース=1.1833にあり、1.1870、1.1918の上値を抜けるまでは再上昇も難し。

 

IMM通貨先物では、【ユーロ】90,833→98,079(+7,246)と、前週比でロングが小幅上昇。5月9日にロングへ転換して23週経過して安定的な強さは変わらず。ただし、為替市場ではスペイン・カタルーニャ州の独立宣言をめぐり不透明感も。

 

EURUSDのオプションのリスクリバーサルでは、1週間が前週0.35→0.40%と拡大、1か月も0.35→0.45%へと拡大、ユーロの上昇リスクを意識した流れが今週も続く。

 

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◎GBPUSD【予想レンジ 1.3220~1.3350】

 

GBPUSDは、ブレグジットのリスクやBOEの緩和縮小に対しての慎重姿勢はリスクとして残りますが、1.30をボトムにしインフレリスクの高まりに緩和縮小の期待感が残り、1.32をボトムにして底堅い動きが予想されます。

 

DailyチャートのBBは、Basis=1.3337、Upper=1.3631、Lower=1.3043。
DailyチャートのStoch RSIは、K=44.63、D=23.01と売られすぎゾーンにあり買い変化が続いています。

 

DailyチャートのMAは、36日MA=終値ベース1.3228、高値ベース=1.3228、安値ベース=1.3167にあり、1.3228、1.3167が下限になりつつあります。Weeklyチャートでは、36週MA終値ベース1.2687(安値ベース1.2561、高値ベース1.2785)とこのポイントを意識。

 

IMM通貨先物では、【ポンド】19,949→15,508(-4,441)は、前週比でロングが小幅減少。2015年11月10日から98週続いたネットショートの負け組から脱して3週間経過。為替市場ではポンド売りから反発気味。ただし、ブレグジットリスクの不透明要因は変わらず。

 

GBPUSDのオプションのリスクリバーサルでは、1週間が前週-0.65→-0.20%、1か月も-0.70→-0.50%へと低下、ポンドプットがやや弱まっており、ポンド低下リスクがやや減少しています。

 

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今週の主な材料(10月16日~10月20日)

 

今週は金融政策に関する発表は豪中銀議事録以外になく、前週と同じく来週のECB理事会と、10月31~11月1日のFOMC待ちとなっています。逆に、政治的な動きや要人発言がいつながら多く予定されており、結果からくる米株と米金利の動向に注意が必要です。

 

鳴りを潜めている北朝鮮リスクは潜在的に残り、日米経済対話で日米貿易不均衡の是正問題が再燃するのか? カタルーニャ州の独理宣言の保留は? EU首脳会議で難航しているブレグジット交渉に関して何らかの発言があるのか? 週末の衆議院選の結果は予想通り与党圧勝するのか? 結果によりそれぞれの通貨ペアでの変動は避けられません。

 

要人発言では、来週のECB理事会を前にして、10/18日、10/20日の慎重姿勢を貫くドラギECB総裁の発言の注目度は高くなっています。10/20日のイエレンFRB議長の発言を含め、米地区連銀総裁や理事の発言が一週間を通じて予定がありタカ派・ハト派に分かれた意見も気になります。インフレ進行で緩和縮小期待が続くBOEですが、10/17日のカーニーBOE総裁、副総裁の発言も注目しましょう。

 

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【重要なイベント】
10/16(月)=第2回日米経済対話(ワシントン)= 麻生財務相、ペンス米副大統領が参加、日米貿易不均衡の是正問題が気になる。
10/19(木)=スペイン・カタルーニャ自治政府の独立宣言が保留状態の中で、ラホイスペイン首相は設定した自治権はく奪の警告日→ ユーロ相場の変動リスク(日本時間19日17:00時)。
10/19~20 (木~金)=EU首脳会議、ブレグジット交渉に関しての発言があるか。→ ポンド相場の変動リスク。
10/22(日)=衆議院選投開票日 → 事前予想で円相場の変動リスク。

 

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【要人発言】
10/17(火)=カーニーBOE総裁、ラスムデンBOE副総裁、テンレイロ政策委員、コンスタンシオECB副総裁、カルロス・ポルトガル中銀総裁、ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁、ウイルキンス・カナダ中銀副総裁
10/18(水)=ドラギECB総裁、プラートECB専務理事、ダドリーNY連銀総裁、カプラン・ダラス連銀総裁
10/20(金)=メスター・クリーブランド連銀総裁、イエレンFRB議長

 

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【主要な経済指標】
10/16(月)=中国CPI、米NY連銀製造業景気指数
10/17(火)=NZCPI、英CPI、ユーロ圏CPI、米輸入物価指数、米鉱工業生産・設備稼働率
10/18(水)=英雇用統計、住宅着工件数・許可件数、米地区連銀経済報告(ベージュブック)
10/19(木)=豪雇用統計、中国GDP・小売売上高・鉱工業生産、英小売売上高、米新規失業保険申請件数、米フィラデルフィア連銀製造業景気指数、米景気先行指数
10/20(金)=カナダ小売売上高・CPI、米中古住宅販売件数、

 

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【金融政策】
10/16(月)=豪中銀議事録、

 

詳しくは、別表をご覧ください。

 

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太田 二郎

FXストラテジスト 太田 二郎(ohta jiro)

FXのスタートはすでに35年近く前に遡る。外資系銀行でFXを学び現在に至る。米 系・英系・独系・オランダ系の外銀を経て、日本のFXリテー ル・ビジネスの草 分けとして米系支店の設立を経て、多くの個人投資家と関わりをもち、現在に至 る。現在は投資助言会社の業務部長を兼任し、頻度は 少ないながらも、セミ ナー講師をし、業界紙へFXコメントを掲載中。
信条は、「Once a dealer, always a dealer」教訓は、「FX Dealerは、全ての 面で人の手本となるべき」