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12/27
2016

カッパ先輩さん(4)2億円達成を急ぐ理由

今週は、カッパ先輩さんについて最終章です。

 

(カッパ先輩さん(1)2年で利益1.6億円!についてはコチラ!)

 

(カッパ先輩さん(2)基本はブレイク狙いについてはコチラ!)

 

(カッパ先輩さん(3) ブレイク狙いのポイントはについてはコチラ!)

 

「ファーストタッチ」は枚数を抑えて

 

ポートやレジスタンス、「ちょうど」の節目のブレイクアウトを狙うとき、困るのが抜けそうで抜けなかったり、少しだけ抜けてすぐ戻ってしまうダマシの動き。カッパ先輩はどう対処しているのだろうか。

 

「ラインへの『ファーストタッチ』は大きな利益確定が入りやすい傾向があります。上にあるレジスタンスラインのブレイクなら、それまで買っていた人が『レジスタンスで利益確定しておこう』と考えるためです。ただ、もちろんファーストタッチでブレイクする場合もあるため、いちおうエントリーしますが、枚数は抑えめです」

 

ファーストタッチでブレイク失敗しても再度、ブレイクを狙っていく動きが出てくる場合も多い。

 

ブレイク失敗後のローソク足にも注目を

 

「ファーストタッチで失敗し、二回目も失敗して、ゆっくりとギザギザしながら戻ってくる。それでも3回目、4回目のブレイクをトライしていくような動きがいちばん熱いですね。ブレイク失敗後になるべくゆっくりとしたギザギザ、たくさんのローソク足を使ってからのブレイク狙いだとブレイクする可能性が高いと考えています」

 

ブレイク失敗後に1分足がどんなパターンを描くのかも、気にするのがよさそうだ。

 


※クリックで拡大します

 

気がかりはスプレッドの拡大傾向

 

資金量が増えてきたカッパ先輩、FX会社対策も欠かせなくなっている。

 

「先日の雇用統計では使っている口座のひとつでシステムがダウンしてチャンスを逃しましたし、約定ボタンを押しても4秒、5秒待たされることもある。また、D社では使い始めて30分で口座凍結の連絡がきました(笑)。最近では少しレートが動いただけでスプレッドが開きやすい傾向が目立ってきているのも気がかりです」

 

2年で1.6億円を稼いだカッパ先輩だが、ペースを緩めるつもりはない。

 

「今のような環境でいつまでも取引できるとは限りません。市場環境が変わって手法が通用しなくなるかもしれないし、スプレッドが拡大するかもしれない。だから、早く2億円を達成したいですね。なんとか来年中には――」

 

名ばかり専業トレーダーの4年間を経て脅威のペースで稼ぐカッパ先輩。この調子なら2億円達成も遠くなさそうだ。

 

【プロフィール】
カッパ先輩
2011年にFXを始めるが約4年間の間、稼げない時期が続く。2014年10月以降、収支がプラスに転じ、2016年11月まで累積利益は1億6000万円。トレードスタイルはダウ理論をもとにしたスキャルピング。低い勝率を1トレードの大きな利益で挽回していくブレイクアウト狙いを基本とする。ツイッターのアカウントは「@yamakin4649」。

 

高城泰の「FXライター高城のFXの儲けの極意は 勝者に訊け」は羊飼いのFXブログに移行します。これまでご愛読頂き、ありがとうございました。

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12/20
2016

カッパ先輩さん(3) ブレイク狙いのポイントは

今週も、先週に引き続き、カッパ先輩さんについてです。

 

(カッパ先輩さん(1)2年で利益1.6億円!についてはコチラ!)

 

(カッパ先輩さん(2)基本はブレイク狙いについてはコチラ!)

 

有望なブレイクを探すには

 

ダウ理論を取り入れたブレイクアウト狙いのスキャルピングを行なっているカッパ先輩。その方法論を、もう少し聞いていこう。

 

「節目を考えるとき、意識しているのが相場の局面です。たとえば大きな流れがダウントレンドにあり、足もとでは調整の動きなのか、上昇している――そんな場面だったらどうでしょうか」

 

調整中の高値を上抜ければダウ理論的に見てダウントレンドが崩れる。ここは狙い目に見えるが。

 

「しかし、調整中の高値から反転するポイントは『激ムズ』。大きなトレンドに順張りする人の売りも入りやすいため跳ね返されることが多い。狙いにくいポイントです」

 

次に起きるのは、戻り高値をつけにいく短期的な上昇で引いたトレンドラインをブレイクして下げていく動きだ。

 

「それも難しい。トレンド順張りの売りが入る一方、調整の継続に期待した短期勢の逆張り買いも入ってくるため、ギザギザした動きになりやすい。一方向に大きく進みにくく、方向感が出てくるとしても小刻みに動いたあと。ここを狙うのも難しいんです」

 

大きな流れの方向へのブレイクを狙う

 

難しい動きが続いてから訪れるのがチャンスの場面だ。

 

「短期的な上昇中に高値を切り上げられず、下げてきています。次に前回安値をブレイクすると、ダウ理論的には短期的な上昇トレンドの終了です。短期逆張り組のストップがたまりやすく、しかも大きなトレンドに順張りする人の売りも入ってくるため、ここのブレイクは狙いやすいんです」

 

スキャルピングとはいえ、短期的な動きも意識していこう。

 

前回トレンドの「最後の高値」が節目に

 

「最近でいえば、111.44銭がわかりやすいラインでした。今年前半につけた『最後の高値』です」

 

2016年前半の米ドル/円は高値・安値を切り下げていく典型的なダウントレンド。それが崩れたのはブレグジット後の安値を切り下げられず、ブレグジット直前の高値を上抜けた瞬間だ。

 

「つまり年前半のダウントレンドでの『最後の高値』は図のXになります。11月以降の上昇局面でも、この最後の高値が重要な節目として意識されると見ていました」

 

11月以降の急騰のなかでも111.44円レベルは手前でいったん跳ね返され、またブレイクすると勢いよく上昇していった。スキャルピングでも日足レベルの分析が欠かせない好例だ。

 


※クリックで拡大します

 

(カッパ先輩さん(4)2億円達成を急ぐ理由についてはコチラ!)

 

【プロフィール】
カッパ先輩
2011年にFXを始めるが約4年間の間、稼げない時期が続く。2014年10月以降、収支がプラスに転じ、2016年11月まで累積利益は1億6000万円。トレードスタイルはダウ理論をもとにしたスキャルピング。低い勝率を1トレードの大きな利益で挽回していくブレイクアウト狙いを基本とする。ツイッターのアカウントは「@yamakin4649」。

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12/13
2016

カッパ先輩さん(2)基本はブレイク狙い

今週も、先週に引き続き、カッパ先輩さんについてです。

 

(カッパ先輩さん(1)2年で利益1.6億円!についてはコチラ!)

 

1日3万枚のスキャルピング

 

FXで勝ち始めるようになって2年、すでに1億円以上を稼いでいるカッパ先輩。そのトレードスタイルはモニター4枚を利用したスキャルピングだ。

 

「メインで使っているFX会社では一日の新規発注量の上限が決まっています。夜には使い切ってしまうことも多い。上限が近づいてくると、『残り枚数が少ないから、これで勝たないと』と損切りが遅れてしまうこともあります」

 

カッパ先輩トレードPC

 

勝率40%でも大勝ちを狙う

 

「基本はブレイクアウト狙いです。ストップ(損切り)がたまっていて、『ここを抜けたら跳ねる』という節目を抜けた瞬間に入っていき、5銭から10銭程度を狙っていきます。ブレイクせずに跳ね返されてしまうことも多いため、損切りは多め。勝率は40%から45%くらいしかありません。その代わり、損切りは小さく、利益は大きめ。ブレイク失敗による小さな損切りが3回続いて、最後にはブレイクして大きく取れる――そんなイメージです」

 

ブレイクアウト狙いで重要になるのが、どのラインを狙うのか、だ。

 

「通貨ペアは基本的に米ドル/円。それにたまにユーロ/米ドルです。一週間が始まったら日足から1時間足、1分足とラインを引いていきます。ラインを引くのは過去の高値・安値。それに50銭おきの節目です。高値・安値をどう攻めたのか、その結果、抜けたのか、跳ね返したのかと確認しながらラインを引きます」

 

ダウ理論から重要なラインを探る

 

「インディケータは一切使いません。ラインだけです。以前、ボリンジャーバンドを使っていた時期もありますが、勝てない時期の話。ボリンジャーバンドを外した途端、チャートが見やすくなりました。全トレーダーの30%の人が見ているインディケータがあるのなら、私も使いますが、みんな使っているインディケータもパラメータもバラバラ。それでは見る意味を感じません」

 

過去の高値・安値ならほとんどの人が注目するはず。だからこそ、カッパ先輩も重視するわけだが、数ある高値・安値のなかでどれが重要なラインになるのだろうか。

 

「参考になるのが『ダウ理論』です。ダウ理論では高値・安値をともに切り上げ、切り下げているときがトレンド。高値・安値を切り下げていればダウントレンドですし、その途中で前回高値を抜けてきたら、トレンド転換の可能性が出てきます。ダウ理論でトレンド転換と判断される高値・安値が重要です」

 

ダウ理論についての話、次回詳しく聞いていこう。

 

(カッパ先輩さん(3) ブレイク狙いのポイントはについてはコチラ!)

 

(カッパ先輩さん(4)2億円達成を急ぐ理由についてはコチラ!)

 

【プロフィール】
カッパ先輩
2011年にFXを始めるが約4年間の間、稼げない時期が続く。2014年10月以降、収支がプラスに転じ、2016年11月まで累積利益は1億6000万円。トレードスタイルはダウ理論をもとにしたスキャルピング。低い勝率を1トレードの大きな利益で挽回していくブレイクアウト狙いを基本とする。ツイッターのアカウントは「@yamakin4649」。

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12/6
2016

カッパ先輩さん(1)2年で利益1.6億円!

今週から、カッパ先輩さんについてのコラムが始まります。

 

名ばかりの専業トレーダーだった4年間

 

「最初の4年間、正確には3年10か月の間は、ほぼ無職。『専業トレーダー』とはいうものの年間収支はマイナス10万円から20万円を行ったり来たりする程度で、収入はほぼゼロ。実家住まいだったので食事には困らなかったですが、ニートと変わらないですよね」

 

そう振り返るのは、専業トレーダーのカッパ先輩だ。「専業トレーダー」を名乗るのは自由だが、収入がなければ無職と変わらない。

 

「FXを始めたのは『ニコ生』(ニコニコ生放送)がきっかけでした。当時務めていた会社がサービス残業を強いるようなブラック企業。そのとき、ある有名FX生主の放送を見て、FXならひょっとしてお金を増やせるのかなと。サビ残(サービス残業)がいやでしたし、FXで稼げるなら稼ぎたいなと」

 

2011年、思い切って退職したものの、まったくの見切り発車だった。

 

過去のチャートを徹底的に検証する

 

「専業といっても1枚から5枚程度の取引がほとんど。デモでやっていた時期もあります」

 

とても専業とは思えない枚数だが、カッパ先輩はFXにしがみついた。

 

「当時は住宅のカタログを見ては『いつか稼いで新築するんだ』とモチベーションを高めていましたが一度、挫折したこともあります。FXはあきらめて介護関係の資格を取ろうと思ったんですが、それも難しそうだった。やはりFXしかないと思い、戻ってきました。この時期、ひたすらやっていたのが検証。メタトレーダー4(MT4)を過去にさかのぼりながら『このパターンだとこうなる』ということを徹底的に調べました」

 

覚醒後、月単位でマイナスになったのは2回だけ

 

長く続いた不遇の時代が終わり、カッパ先輩が勝てるようになったのは2014年10月だった。

 

「2回目の黒田バズーカが発射された月です。それからは月単位で見ると負けたのは2015年11月と今年10月の2回だけ。今はもうすぐ家を買えるところまできました」

 

勝てるようになってから2年。カッパ先輩が稼いだ金額は1億6000万円を超える。どんな考え方でトレードしているのか、聞いていこう。

 

カッパ先輩の累積利益推移

 

(カッパ先輩さん(2)基本はブレイク狙いについてはコチラ!)

 

(カッパ先輩さん(3) ブレイク狙いのポイントはについてはコチラ!)

 

(カッパ先輩さん(4)2億円達成を急ぐ理由についてはコチラ!)

 

【プロフィール】
カッパ先輩
2011年にFXを始めるが約4年間の間、稼げない時期が続く。2014年10月以降、収支がプラスに転じ、2016年11月まで累積利益は1億6000万円。トレードスタイルはダウ理論をもとにしたスキャルピング。低い勝率を1トレードの大きな利益で挽回していくブレイクアウト狙いを基本とする。ツイッターのアカウントは「@yamakin4649」。

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11/29
2016

大魔王バーンさん(4)新興国通貨取引のポイント

今週も、先週に引き続き、大魔王バーンさんについてです。

 

(大魔王バーンさん(1)トルコリラ急落下でのスワップ運用についてはコチラ!)

 

(大魔王バーンさん(2)トルコリラを買いで短期回転についてはコチラ!)

 

(大魔王バーンさん(3)南アランドの短期トレードについてはコチラ!)

 

FX会社によるスワップ金額の差に注意!

 

トルコリラや南アフリカランドなどの新興国通貨を取引対象としているバーンさん。米ドルやユーロといったスワップ金利を味方につけられることが、そのメリットだというが、そこでひとつ気をつけないといけないことがある。

 

「スワップの金額がFX会社によって異なる点です。『どの会社が高い』というだけではなく、通貨ペアによっても異なるため、私は通貨ペアによって口座を使い分けています。トルコリラだと外為どっとコム、南アフリカランドだとDMM.com証券です」

 

スワップの金額は日々変わるため、ある時期に高かった会社が今も高いとは限らない。これから始める人は最新のスワップで比較してみるのもいいかも。

 

サプライズの金利引き上げでもトルコリラ急落の理由

 

「あとは情報ですね。トルコや南アフリカのような新興国は情報が少ないんです」

 

急騰・急落したときに「なにがきっかけだろう」と情報を探すのも大変。11月にもトルコリラは急騰、急落と乱高下した。急騰の原因は中央銀行の政策金利発表。事前の予想では据え置きだったのだが、発表されたのは0.25%の政策金利引き上げ。2014年1月以来の引き上げがサプライズとなった。これを見てトルコリラは一時急騰するのだが、すぐに反落へ……。何が起きたのだろうか。

 


※クリックで拡大します

 

新興国の情報不足はツイッターで補う

 

「情報を見ていないと、なにが起きたのかわからないですが、政策金利引き上の直後、欧州議会がトルコのEU加盟交渉を凍結する決議案を可決したんです。このニュースが伝わると、トルコリラは下落しました。でも、こうした報道、FX会社のニュース速報などを見ていてもすぐには流れません」

 

EU加盟交渉凍結のニュースを知らなければ、落ちたところで「押し目買いのチャンス!」なんて思ってしまうかも。マイナー通貨を取引する人は情報の入手方法を事前に考えておいたほうがいいかも。

 

「トルコや南アフリカの情報不足を補うため利用しているのがツイッター。新興国の情報を配信してくれるアカウントをフォローしています」

 

FXに欠かせないツールとなっているツイッター。バーンさんもツイッターを利用しているからトルコリラや南アランドを取引している人はフォローしておこう。バーンさんの話を聞いていると新興国通貨のトレードもおもしろそう。メジャー通貨だけでなく、新興国通貨の値動きもチェックしてみよう。

 

【プロフィール】
漫画 de 株FX 大魔王バーンさん
豪ドル/円の長期スワップ狙いで2009年にFXを始めるも、レバレッジの感覚に不慣れだったため、買った日の夜にロスカットされ一日分のスワップすら受け取れずに終わる。その後、独力で勉強を続け、昨年始めからトルコリラ/円を中心にした運用を開始。資金300万円に対して、これまでに受け取ったスワップは100万円間近に。Twitterアカウントは「@ bannboko」。

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ブロガープロフィール

高城 泰

投資ライター 高城 泰(takagi yasushi)

早稲田大学政治経済学部卒業。編集プロダクション「ミドルマン」所属。「週刊SPA!」や「ダイヤモンドZAi」など雑誌や書籍を中心に活動するマネーライター。「超カンタン一点突破FX」(扶桑社)、「めちゃくちゃ売れてるマネー誌ZAiが作ったiPhoneでFX入門!」(ダイヤモンド社)などFX書籍のプロデュースを多数手がけている。

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