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7/26
2016

秋川匡人さん(4)裁量と連続発注を併用

今週も先週に引き続き秋川匡人(あきがわ・くにひと)さんについてです。

 

(秋川匡人さん(1)パチプロから連続発注注文へについてはコチラ!)

 

(秋川匡人さん(2)2015年は100万円を超える利益についてはコチラ!)

 

(秋川匡人さん(3)連続発注注文の違いはについてはコチラ!)

 

ドカンと増やすには裁量

 

連続発注注文をメインにここまで収益を順調に積み上げている秋川匡人さんだが、FXを始めたときのスタイルはスキャルピングだった。現在も連続発注注文と同時に裁量取引を同時に行なっている。

 

「連続発注注文だと、年利10%から20%くらいが限界。元手が1000万円あっても年100万円、200万円程度にしかならない。副収入として考えれば充分ですが、先行になるには足りない。ドカンと増やすには裁量取引も必要だと思います」

 

将来的には専業トレーダーへの転身も視野に?

 

「専業になりたいというよりは、仕事をしたくない(笑)。連続発注注文でも元手が5000万円くらいあれば、年10%で500万円。何もしない生活ができる。朝から晩までチャートを見てスキャルするというのは、いやですね」

 

~秋川さんの収益推移~
160726taka

 

三交代制の仕事をこなしながら取引

 

ただ裁量取引の損益は昨年までマイナス。今年、どうにか少額プラスに落ち込めるようになったという。

 

「勤務先が三交代制なもので、毎日決まった時間にチャートを見られない。同じ時間を定期的に見ていればクセもわかってくるのかもしれないのですが、それができないのは、ちょっときつい。それもあって、スキャルピングではなくデイトレからスウィングくらいの期間でトレードしています」

 

裁量口座の存在は、連続発注注文を補ってもくれる。

 

「今は豪ドル/円の68円から88円レベルに買いを設定していますが、68円を下抜けすると収入源がスワップ金利だけになってしまう。そのときは反発を狙って裁量口座で買っていくことも考えています」

 

天井、大底付近は裁量で狙う

 

買いの下限を68円に設定しているのは、「頻繁に値動きしている範囲」を考えれば理解できる。豪ドル/円の月足チャートを見ると、この10年は55円から107円の間で動いている。ところが、70円以下や100円以上で推移していた期間は非常に短い。

 

「連続発注注文は同じ価格帯を何往復もしてくれることで何度も新規と利益確定の取引を繰り返し、大きな効果を発揮してくれます。推移している時間が短い価格帯なら、裁量取引でも損益は大きくは変わりません」

 

そのため、100円以上や、60円前後のような天井、大底付近ではループ・イフダンを回すよりも、裁量でポジションをとったほうが効率的といった判断のようだ。

 

「それに今の80銭幅のような連続発注注文だったら、手動で発注することでもきる。忙しくはありますが、コスト面を考えればそのほうが有利なので、いずれ手動で発注するようにするかもしれません」

 

大量のイフダン注文をまとめて発注する手間はかかるが、80銭幅ならやれないことはない。連続発注注文を使いこなして、上手くFXと付き合っている秋川さんのやり方、兼業トレーダーには参考になりそうだ。

 

【プロフィール】
秋川匡人(あきがわ・くにひと)さん
三交制の製造業で働く兼業トレーダー。2013年からFXを始め、トラリピやループ・イフダンなどの連続発注注文を駆使し、これまでに200万円以上の利益。裁量トレードも同時に行なう。

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7/19
2016

秋川匡人さん(3)連続発注注文の違いは

今週も先週に引き続き秋川匡人(あきがわ・くにひと)さんについてです。

 

(秋川匡人さん(1)パチプロから連続発注注文へについてはコチラ!)

 

(秋川匡人さん(2)2015年は100万円を超える利益についてはコチラ!)

 

Brixitの週の約定履歴は

 

今年はアイネット証券の「ループ・イフダン」を利用している秋川匡人さん。EU離脱が決まった6月24日の英国民投票では、どうだったのだろうか。

 

「豪ドル/円でループ・イフダンを利用するようになって、まだ3か月ほどですが、その中では過去最高の利益となりました。想定した値幅68円から88円の中での動きなので、円高が問題になることもありません」

 

24日の週の秋川さんの約定履歴が下記だ。

 

約定価格にはブレも

 


※クリックで拡大します

 

「これを見ると利益確定注文の約定が9回もあるのに対して、新規注文の約定は5回だけ。本当なら下落していれば新規注文のほうが約定は多くなるはずなのですが、下落のスピードが速かったので新規注文が約定しなかったんだと思います」

 

80銭幅で買っていくループ・イフダンを使っている秋川さん。本当なら80銭下落するごとに新規注文が約定するはず。上下8円以上も動いた週なのに新規注文が5回しかない。また、決済損益は4000通貨で使っているため3200円(80pips×4000通貨)になるはずだが、決済損益の金額が2032円から6068円まで大きくブレがある。円高があまりに高速だったためだろう。

 

情報力に優れたマネースクウェア・ジャパン

 

「昨年は外為オンラインの『サイクル注文』も使っていましたが、約定力についてはそちらのほうが優れていた印象です。ただ、サイクル注文は手数料がかかる。アイネット証券のループ・イフダンだとスプレッドは2銭ありますが手数料は無料。トータルのコストでは優れています」

 

連続発注注文の元祖であるマネースクウェア・ジャパンの「トラリピ」はどうか。

 

「ずっと使っていました。レポートや「らくトラ資産運用表」などリスク管理機能が優れていますが、コストが高い。そのため、情報面では非常に頼りにしていますが、今年はループ・イフダンを使っています」

 

コストを気にするか、情報面を重視するかが選択のポイントとなりそうだ。

 

(秋川匡人さん(4)裁量と連続発注を併に用ついてはコチラ!)

 

【プロフィール】
秋川匡人(あきがわ・くにひと)さん
三交制の製造業で働く兼業トレーダー。2013年からFXを始め、トラリピやループ・イフダンなどの連続発注注文を駆使し、これまでに200万円以上の利益。裁量トレードも同時に行なう。

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7/12
2016

秋川匡人さん(2)2015年は100万円を超える利益に

今週も先週に引き続き秋川匡人(あきがわ・くにひと)さんについてです。

 

(秋川匡人さん(1)パチプロから連続発注注文へについてはコチラ!)

 

Brixitでも過去最高益を更新

 

連続発注注文を使ってトレードしている秋川さん。一般的に連続発注注文はスワップ金利も加味して米ドル/円やクロス円の買いで使う人が多いため、「円高に弱い」とのイメージもある。ところが、秋川さんの運用成績は、米ドル/円が天井をつけた昨年以降も絶好調だ。

 

「去年の利益は119万円。今年も6月までで60万円の利益でした。英国民投票のあった週も好調で、今使っている設定では過去最高の利益となりました」

 

ユーロ/米ドルで買いと売り、両建て

 

どんな通貨ペア、設定で連続発注注文を使っているのだろうか。

 

「去年は外為オンラインのサイクル注文でのユーロ/米ドル取引がメインでした。それも買いと売り、両方を同時に走らせる両建てです。それに加えて、裁量っぽく狭い値幅を想定して米ドル/円や豪ドル/円、NZドル/円でも運用していたので、大きな利益になりました」

 

去年のユーロ/米ドルは年初に下落したものの年間を通してみると、1.05から1.15でのレンジ。もともと連続発注注文はレンジ相場が得意だし、両建てとなれば利益も2倍になる。

 

「でも、去年は攻めすぎました。もう少し値動きが大きければロスカットされていた場面もあった。言っちゃえば運がよかっただけです。本来、連続発注注文は年10%、15%くらいを狙っていくもの。去年は長期的に続けられるようなやり方ではなかったので、今年はやり方を変えています」

 

成功したのだから同じやり方を継続したくなりそうなものだが、この冷静さ。パチプロ時代に培ったメンタルの賜か。

 

豪ドル/円でループ・イフダンを利用

 

「今はアイネット証券の『ループ・イフダン』を使い、豪ドル/円で68円から88円の価格帯を想定して買い注文を発注しています。値幅は80銭です」

 

「豪ドル/円が80銭下がるごとに買い下がり、80銭幅の含み益が発生したら利益確定」、これを68円から88円の間でひたすら繰り返す設定だ。もしも68円を割り込んだ場合はどうするのだろうか。

 

「68円を割り込んだら様子見。さらに60円近辺まで落ち込んだらリバウンドを狙って裁量口座での買いを検討するつもりです。資金的には豪ドル/円が50円まで下がっても耐えられるようにしています」

 


※クリックで拡大します

 

(秋川匡人さん(3)連続発注注文の違いはについてはコチラ!)

 

(秋川匡人さん(4)裁量と連続発注を併に用ついてはコチラ!)

 

【プロフィール】
秋川匡人(あきがわ・くにひと)さん
三交制の製造業で働く兼業トレーダー。2013年からFXを始め、トラリピやループ・イフダンなどの連続発注注文を駆使し、これまでに200万円以上の利益。裁量トレードも同時に行なう。

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7/5
2016

秋川匡人さん(1)パチプロから連続発注注文へ

今週から、秋川匡人(あきがわ・くにひと)さんについてのコラムが始まります。

 

スキャルピングでFXを始めるも……

 

「連続発注注文って、ちゃんとリスク管理さえしていれば負けない。それが持論なんです」

 

そう話すのは、製造業に勤務しながらトレードする秋川匡人さんだ。

 

「最初にFXを始めたのは2013年。当時はスキャルピングでした。10万円ほどの元手がグイグイ増えていって数週間で3倍ほどに。『FXなんてカンタンだ』と思ったんですが、すぐに勝てなくなって。利益がゼロにならないうちに、いちどFXから離れました」

 

期待値がプラスになる行動を

 

FXを辞めようかと迷っている時に聞いたのがトラリピの存在だった。

 

「自分なりに調べてみて、『これなら勝てるな』って思いました。クロス円の通貨ペアの多くはリーマンショックの安値が長期的な安値になっています。そこまで下がっても耐えられるようにしておけば勝てるだろうと」

 

トラリピを選択したのは会社員ならでは事情、「トレードに費やせる時間が限られている」という理由もあったのだろうか。

 

「それはないですね。単純に、連続発注注文なら安定して勝てるだろうという感覚です。もともと若いころにパチプロをやっていたんです。3年か4年くらいはパチスロだけで食っていた時期があります。パチスロでは勝った・負けたよりも、期待値が常にプラスになるような行動をできるかどうかが大切。その意味で連続発注注文は、リスク管理さえ怠らなければ期待値がプラスになる世界だと思いました」

 

パチスロで培ったメンタル

 

リスク管理が大切だとわかっていても、恐怖や楽観から失敗する人は多い。

 

「パチプロの経験があったので、普通の人よりは感情的にならずにお金のやりとりができるほうだと思います。その意味で、パチスロでちゃんと生活できていた人はFXでも勝てると思います」

 

パチプロあがりのデイトレーダーやスキャルパーが多い。秋川さんのように期待値にしたがった行動やメンタル管理の習慣が身についている人が多いからだろう。

 


※クリックで拡大します

 

(秋川匡人さん(2)2015年は100万円を超える利益についてはコチラ!)

 

(秋川匡人さん(3)連続発注注文の違いはについてはコチラ!)

 

(秋川匡人さん(4)裁量と連続発注を併に用ついてはコチラ!)

 

【プロフィール】
秋川匡人(あきがわ・くにひと)さん
三交制の製造業で働く兼業トレーダー。2013年からFXを始め、トラリピやループ・イフダンなどの連続発注注文を駆使し、これまでに200万円以上の利益。裁量トレードも同時に行なう。

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6/28
2016

サトウカズオさん(4)「飲み代程度には役立っています」

今週も先週に引き続き、サトウカズオさんについてです。

 

(サトウカズオさん(1)リーマンショックで300万円の損失についてはコチラ!)

 

(サトウカズオさん(2)トラッキングトレードでFX再開についてはコチラ!)

 

(サトウカズオさん(3)サラリーマン向けのFXについてはコチラ!)

 

円高が進行した5月も損益はプラス

 

サトウさんはどんな設定でトラッキングトレードを使っているのだろうか。

 

「基本は米ドル/円の買い。7円の変動幅を想定した運用です。そのため、今のような円高局面では損切りが発生してしまいます」

 

トラッキングトレードの特徴は損切りも自動であること。他のリピート系注文では自分で損切りを設定する必要がある場合が多いが、トラッキングトレードは損切りも自動的に発注される。

 

「米ドル/円の買いで運用していたので、昨年8月のチャイナショックや、今年1月のような円高では何度も損切りが発生しました。今年のゴールデンウィークもそうですね。ただ、トラッキングトレードは相場の動きにあわせ、トレンドを追随してくれるため、円高局面では損切りと同時に新規の買いも仕込んでいく。そのため、円高が一服すれば利益確定も増えます。今年5月の月間収支は、そのおかげでプラスでした」

 

想定変動幅を広げ運用の安定化をめざす

 

トレンドの自動追尾機能もトラッキングトレードの特徴。売買するレンジを自動的に切り上げ・切り下げしてくれるため、収益チャンスを増やしやすい。

 

「ただ、トラッキングトレードでは一度の損切りのダメージが大きいのも事実です。そのため、資金が増えるにつれて『想定変動幅』を広げたいと思っています。今は7円に設定していますが、早く10円に広げたいですね」

 

トラッキングトレードで最初に設定する想定変動幅は損切り幅でもある。想定変動幅が10円なら、105円で買ったポジションは95円で損切りされる。想定変動幅を広げるには資金が必要になるが、より大きな含み損に耐えられるようになる。

 

NZドル/円の売りで円高リスクをヘッジ

 

ブログ にも『早く10円に広げたい』と書いていたのですが、その機会がないまま円高になってしまった。そのため、じつはNZドル/円の売りも同時に行っています」

 

円売りのトラッキングトレードと、円買いのトラッキングトレードを同時に回せば円高リスクはヘッジできる。

 

「一時期的な避難のつもりで始めたのですが、外せなくなってしまいました。ただ、NZドル/円の売りはスワップが支払いになる。できればNZドルは買いたいですね」

 

トラッキングトレードを使ってサラリーマンならではのFXとのつきあい方を確立しようとしているサトウさん。FXに費やせる時間の限られた人は参考にしてみよう。

 

【プロフィール】
サトウ カズオさん
『iサイクル注文 トラッキングトレード評判検証ブログ』 管理人。出張の多い会社員。FX開始から2カ月後、リーマンショックによる円高で強制決済となり300万円を失う。いったんはFXから足を洗ったものの、リピート系注文をきっかけに再開する。現在はFXトレーディングシステムズの「トラッキングトレード」などを利用。FXに費やす時間は約定確認などのための「1日1分」だけ。

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ブロガープロフィール

高城 泰

投資ライター 高城 泰(takagi yasushi)

早稲田大学政治経済学部卒業。編集プロダクション「ミドルマン」所属。「週刊SPA!」や「ダイヤモンドZAi」など雑誌や書籍を中心に活動するマネーライター。「超カンタン一点突破FX」(扶桑社)、「めちゃくちゃ売れてるマネー誌ZAiが作ったiPhoneでFX入門!」(ダイヤモンド社)などFX書籍のプロデュースを多数手がけている。

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