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8/23
2016

市場健祐さん(3)高勝率な「ウォルフ波動」

今週も前回に引き続き、市場健祐(いちじょう・けんすけ)さんについてです。

 

(市場健祐さん(1)週50時間の自宅学習についてはコチラ!)

 

(市場健祐さん(2)FXでは「圧倒的な時間」が通用しないについてはコチラ!)

 

50万円稼げる週も

 

「圧倒的な時間」を使ってFXを学んだにもかかわらず、思ったようなトレード成果が出なかった市場健祐さん。ところが、師匠を見つけ、仲間とトレードするうちに成果が出始めた。

 

「最初は半信半疑だったので、30万円ほどの資金で数万通貨のトレードをしていました。資金が増え始めたので資金を200万円に増やしたのが昨年の夏。スキャルピング的な感じで50万円、60万円と稼げる週もありました」

 

突然成果が出始めるようになった背景には、それまでの独学の成果もあったのだろう。では、市場さんはどんな手法でトレードしているのだろうか。

 

「MACDなどのテクニカル分析を使うこともありますが、基本はローソク足と通貨の強弱。なかでもローソク足の“波”を見るのが好きなんですよね。エリオット波動やI波動、V波動、N波動――わかりやすいものだと『ウォルフ波動』ですね」

 

米国株のトレーダーだったジム・ウォルフが開発したチャートパターンがウォルフ波動。上級者が愛読するリンダ・ラリーの書籍でも紹介されている。

 

ウォルフ波動の基本的な考え方

 

「ウォルフ波動は基本的に5つの高値・安値で構成されています。チャートを見て(1)から(4)までの高値・安値ができていたら、(1)と(3)でラインを引くんです(下図参照)。次の安値はこのラインで止まりやすいため、(5)ができたのを確認したら買いです」

 

ここまでは通常のラインの引き方とあまり変わらないが、ウォルフ波動で独特なのはターゲットの考え方だ。

 

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ウォルフ波動の基本的な考え方4つの高値・安値でセットアップ完了

 

「利益確定のターゲットは(1)と(4)で引いたラインとなります。損切りは(5)よりも15pips程度離したところ。1時間足や4時間足といった長めの足で使えば、数時間くらいのトレードで100pips前後とれる」

 

(1)から(4)をどう読み解くか、慣れが必要だろうが、市場さんのトレードでは約70%の勝率、利益と損切りの割合は4:1以上になっているという。

 

次回は実際のチャートでウォルフ波動を解説してもらおう。

 

【プロフィール】
市場健祐(いちじょう・けんすけ)さん
大学時代に起業、携帯販売などを手がけて成功するも事業を譲渡。2014年にFXトレーダーへ転身する。1年ほどは勝てない時期が続くも2015年夏以降、月200万円から300万円程度の利益をコンスタントにあげる。ウォルフ波動やMACDなどを利用したデイトレード、スキャルピングを得意とする

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8/16
2016

夏季休暇のお知らせ

平素よりガチンコFXコラムをご覧いただきありがとうございます。

 

夏季休暇についてのお知らせさせていただきます。

 

誠に勝手ながら毎週火曜日のコラム更新について、下記日程をお休みとさせていただきます。

 

<コラム更新お休み日程>
2016年8月16日(火)

 

なお、2016年8月23日(火)より通常通り更新させていただきます。

 

何卒ご了承下さいますよう、お願い申し上げます。

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8/9
2016

市場健祐さん(2)FXでは「圧倒的な時間」が通用しない

今週も先週に引き続き、市場健祐(いちじょう・けんすけ)さんについてです。

 

(市場健祐さん(1)週50時間の自宅学習についてはコチラ!)

 

1日14時間のFX漬けも……

 

学生時代に「週50時間」の自宅学習でコンプレックスを克服した市場さん。徹底した独学をFXにも持ち込んだのだが――。

 

「誰にとっても1日は24時間ですが、人によって24時間の使い方は違う。僕が受験でとった戦略は勉強に『圧倒的な時間を使う』ことでした。それは会社経営でも同様。やるべきことを圧倒的に多くの時間を使ってやることで成功できました。FXでも圧倒的な時間を使ってチャートを見て研究したのですが、ダメでした」

 

勉強や経営では成功した戦略だったが、FXでは通用しなかった。

 

「1年間、毎日14時間ほどチャートを見て、トレードしました。ところが、コツコツ稼いでもドカンとヤラれ、プラスマイナスゼロに戻ってしまう。このままじゃラチがあかないな、と。3年、4年と続ければ結果が出るのかもしれないけど、そんなに待てない。時間だけが過ぎてしまうことへの焦りが生まれてきました。」

 

勝てない日々からの脱却をめざし独学から転換

 

会社経営で貯めた貯金も、生活費で徐々に減っていく。そこで市場さんは戦略を転換した。

 

「それまでの自分はすべて独学。何かを他人に教わることに対して懐疑的でしたが、初めて誰かに教わってみようという気持ちになったんです。そこでSNSで見つけた人に教わることにしました」

 

市場さんはいい師匠に出会ったが、インターネット上には高額なFXセミナーや教材も多い。価格に見合わないものが99%なので気をつけよう。

 

「私が教わったのは『ダイバージェンス』を使ったやり方でした。とてもシンプルですが、それで儲かっているというので翌日から試してみると勝てたんです」

 

他のトレーダーのスタイルを知る

 

このときに学んだダイバージェンス、市場さん現在も自己流にアレンジして使っている。しかし、市場さんにとってより大きな学びもあった。

 

「大きかったのはトレーダーの仲間ができたことでした。勝っている人それぞれに相場の見方は違うし、重きをおいているところも違う。FXで勝てるようになったのはそれからです」

 

すべて独学だったそれまでのスタイルを転換、人に学び、仲間を作ることで自信をつけた市場さん。資金を増やしてリスタートする。

 

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(市場健祐さん(3)高勝率な「ウォルフ波動」についてはコチラ!)

 

【プロフィール】
市場健祐(いちじょう・けんすけ)さん
大学時代に起業、携帯販売などを手がけて成功するも事業を譲渡。2014年にFXトレーダーへ転身する。1年ほどは勝てない時期が続くも2015年夏以降、月200万円から300万円程度の利益をコンスタントにあげる。ウォルフ波動やMACDなどを利用したデイトレード、スキャルピングを得意とする

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8/2
2016

市場健祐さん(1)週50時間の自宅学習

今週から、市場健祐(いちじょう・けんすけ)さんについてのコラムが始まります。

 

「世界の大富豪は金融か不動産へ進出する」

 

「大学時代から会社を経営していました。企業の人事部と学生を引き合わせる就活イベントを行なう会社です。ただ、そんなにお金にはならず、卒業後は携帯電話の販売店を手がけました」

 

そう振り返るのは、FXトレーダーの市場健祐(いちじょう・けんすけ)さん。月200~300万円ほどをコンスタントに稼ぐ専業トレーダーだ。

 

「携帯販売はそれなりに上手くいっていたのですが経営の難しさも痛感し会社を譲り、FXを始めました。世界の大富豪を見ていると、みんな金融か不動産に進出していますよね。自分もいつか金融、不動産をやってみたいと思っていました。その足がかりとして選んだのがFXだったんです」

 

爆発力があるのは株よりもFX

 

金融といってもさまざまな分野がある。その中でFXを選択したのはなぜだったのだろうか。

 

「まず不動産となるとそれなりの元手が必要ですよね。そこまでの元手はなかったので金融だろうと思いました。株式投資かFXで悩みましたが、株だと100万円を短期間に1億円にするような爆発力に欠ける。FXだったら最大25倍のレバレッジをかけられるため、少ない元手でも爆発的に増やせる可能性があると思いました」

 

とはいえ当時の市場さんは投資初心者。知識も経験もゼロだった。

 

「そこで思い出したのが、過去の成功体験です。中学時代の僕はめちゃくちゃ頭が悪かった。模試でも500点満点中160点。勉強ができないことがコンプレックスでした。僕が育ったのは北関東の田舎町だったこともあり、頭が悪いとバカにされるし生きにくい。その劣等感を跳ね返そうと中学3年の夏休みから勉強するようになったんです」

 

平日5時間、週末10時間の自宅学習

 

見事、地元の進学校に進んだ市場さんだが、高校入学後はさらに勉強の習慣を加速させていった。そこで採用したのは徹底した「自宅自習」の戦略だ。

 

「高校時代の3年間、週50時間自宅で勉強しました。月曜日から金曜日までは1日5時間。土日は1日10時間で合計50時間です。5時に学校から帰ったらずっと勉強していました。その甲斐があって、新しい教科書をもらっても内容がすぐ理解できるし、先生が間違えたことをいえばすぐ指摘できるようになった。成績も常に学年トップでした」

 

FXに取り組み始めた市場さんが応用したのは、このときの成功体験だった。その成果、どうだったのだろうか――。

 

(市場健祐さん(2)FXでは「圧倒的な時間」が通用しないについてはコチラ!)

 

(市場健祐さん(3)高勝率な「ウォルフ波動」についてはコチラ!)

 

【プロフィール】
市場健祐(いちじょう・けんすけ)さん
大学時代に起業、携帯販売などを手がけて成功するも事業を譲渡。2014年にFXトレーダーへ転身する。1年ほどは勝てない時期が続くも2015年夏以降、月200万円から300万円程度の利益をコンスタントにあげる。ウォルフ波動やMACDなどを利用したデイトレード、スキャルピングを得意とする

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7/26
2016

秋川匡人さん(4)裁量と連続発注を併用

今週も先週に引き続き秋川匡人(あきがわ・くにひと)さんについてです。

 

(秋川匡人さん(1)パチプロから連続発注注文へについてはコチラ!)

 

(秋川匡人さん(2)2015年は100万円を超える利益についてはコチラ!)

 

(秋川匡人さん(3)連続発注注文の違いはについてはコチラ!)

 

ドカンと増やすには裁量

 

連続発注注文をメインにここまで収益を順調に積み上げている秋川匡人さんだが、FXを始めたときのスタイルはスキャルピングだった。現在も連続発注注文と同時に裁量取引を同時に行なっている。

 

「連続発注注文だと、年利10%から20%くらいが限界。元手が1000万円あっても年100万円、200万円程度にしかならない。副収入として考えれば充分ですが、先行になるには足りない。ドカンと増やすには裁量取引も必要だと思います」

 

将来的には専業トレーダーへの転身も視野に?

 

「専業になりたいというよりは、仕事をしたくない(笑)。連続発注注文でも元手が5000万円くらいあれば、年10%で500万円。何もしない生活ができる。朝から晩までチャートを見てスキャルするというのは、いやですね」

 

~秋川さんの収益推移~
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三交代制の仕事をこなしながら取引

 

ただ裁量取引の損益は昨年までマイナス。今年、どうにか少額プラスに落ち込めるようになったという。

 

「勤務先が三交代制なもので、毎日決まった時間にチャートを見られない。同じ時間を定期的に見ていればクセもわかってくるのかもしれないのですが、それができないのは、ちょっときつい。それもあって、スキャルピングではなくデイトレからスウィングくらいの期間でトレードしています」

 

裁量口座の存在は、連続発注注文を補ってもくれる。

 

「今は豪ドル/円の68円から88円レベルに買いを設定していますが、68円を下抜けすると収入源がスワップ金利だけになってしまう。そのときは反発を狙って裁量口座で買っていくことも考えています」

 

天井、大底付近は裁量で狙う

 

買いの下限を68円に設定しているのは、「頻繁に値動きしている範囲」を考えれば理解できる。豪ドル/円の月足チャートを見ると、この10年は55円から107円の間で動いている。ところが、70円以下や100円以上で推移していた期間は非常に短い。

 

「連続発注注文は同じ価格帯を何往復もしてくれることで何度も新規と利益確定の取引を繰り返し、大きな効果を発揮してくれます。推移している時間が短い価格帯なら、裁量取引でも損益は大きくは変わりません」

 

そのため、100円以上や、60円前後のような天井、大底付近ではループ・イフダンを回すよりも、裁量でポジションをとったほうが効率的といった判断のようだ。

 

「それに今の80銭幅のような連続発注注文だったら、手動で発注することでもきる。忙しくはありますが、コスト面を考えればそのほうが有利なので、いずれ手動で発注するようにするかもしれません」

 

大量のイフダン注文をまとめて発注する手間はかかるが、80銭幅ならやれないことはない。連続発注注文を使いこなして、上手くFXと付き合っている秋川さんのやり方、兼業トレーダーには参考になりそうだ。

 

【プロフィール】
秋川匡人(あきがわ・くにひと)さん
三交制の製造業で働く兼業トレーダー。2013年からFXを始め、トラリピやループ・イフダンなどの連続発注注文を駆使し、これまでに200万円以上の利益。裁量トレードも同時に行なう。

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ブロガープロフィール

高城 泰

投資ライター 高城 泰(takagi yasushi)

早稲田大学政治経済学部卒業。編集プロダクション「ミドルマン」所属。「週刊SPA!」や「ダイヤモンドZAi」など雑誌や書籍を中心に活動するマネーライター。「超カンタン一点突破FX」(扶桑社)、「めちゃくちゃ売れてるマネー誌ZAiが作ったiPhoneでFX入門!」(ダイヤモンド社)などFX書籍のプロデュースを多数手がけている。

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