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2017

トランプ大統領スタート

直近の為替相場のテーマはコレ!トランプ大統領スタート

 

注目されたトランプ氏の大統領就任式は無事通過した。就任演説も目新しいものは無くアメリカファーストを連呼して、対外的には保護主義的なイメージが強いものとなった。

 

しかし選挙戦からのトーンを踏襲もので、ある意味では想定内の内容となった。具体的な財政政策などに触れることも無かったことはマーケット的には失望を誘うものになったのかもしれない。
またこちらは事前の宣言どおりにTPPからの離脱、NAFTA(北米自由貿易協定)の再交渉を宣言したことなどが、より具体的なアメリカファーストの政策となった。

 

ただいまのところトランプ政権の閣僚の承認が進まず、各省庁の人事も後ずれする可能性が高く政策を具体的に実行する準備はまだ整っていないといえよう。

 

今のところ大統領権限でできる、各企業幹部との会合や、通商がらみの政策に関しての大統領令への署名が目立っている。
通商関係は日本の貿易黒字や日本企業の辛味から、ドル円にも影響を与えるために注意が必要だろう。

 

今後は2月6日までに発表される予算教書が重要となり、ここで財政政策などを示した具体策が出てくるのかに注目される。
また3月になると米債務の上限問題が復活する可能性があり、3月中に米上下両院予算委員会で決議案が作成され、4月中旬までにその決議案が本会議で決議されるのかどうかが注目される。

 

また4月には米財務省為替報告書が議会に提出されるが、ここで中国が為替操作国として認定されるのかどうか、他の国々はどう扱われるかが注目される。4月の中国の為替操作国認定は無いのではないかとの予想もあるが、これが行われた場合の影響は大きく、ドル円の下落要因になる可能性もある野で要注意だろう。

 

4月まではこのようなスケジュールになっており、最初の3ヶ月までに予算を中心に重要なポイントがあるのでは、まずは予算の決定ができるのかどうか、次に財務省の為替報告書がどうなるのか、NAFTAの再交渉の行方などが注目材料となろう。

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2017

トランプ大統領就任前のポジション調整は一旦終了か

直近の為替相場のテーマはコレ!トランプ大統領就任前のポジション調整は一旦終了か

 

週初は英サンデータイムズの報道で、移民制限を優先するハードブレグジットに向かうとの報道を受けて早朝からギャップを明けてポンドが1.20付近に下落し、ポンド円も136円台まで下落した。これを受けて全般的にリスクオフの円高、株安の流れになった。

 

また12月8日開催のECB理事会の議事要旨が発表されて、QEに反対する一部のメンバーが資産買い入れの延長に反対していたことがわかった。米金利低下とこの材料でユーロドルは上昇した。

 

メイ英首相はEU単一市場からの離脱を表明し、欧州の枠組みを越えた自由貿易を目指すと表明した。3月末までに2年間の離脱交渉を始める考えを明らかにしたが、最終的な離脱案に関しては、議会での承認を求める考えを示した。英国がEU離脱をめぐる12の優先項目についても説明した。結局会見が終わるとポンドはショートカバーされ1.24台まで反発。

 

トランプ氏の経済顧問のスカラムッチ氏(ヘッジファンドのスカイブリッジ・キャピタル創業者)はドルの上昇に慎重になる必要と述べ、またトランプ氏はWSJとのインタビューで米企業は中国と競争できないドルが強いためと述べるなどドル高へのけん制もドル安に拍車をかけた。

 

これらを受けてドル円は112円台中盤に下落したが、112円台は本邦輸入勢からの買い、また投資家の買いも噂されサポートされた。

 

昨晩イエレンFRB議長は、米経済が完全雇用に近づき、2019年までに年数回の利上げを想定、2019年末までに3%の長期中立金利に近づくと予想と述べたことでドルの上昇を加速させドル円は114円台後半に上昇した。

 

中立的な金利に動くのを待ちすぎれば、感度のインフレに見舞われる可能性があり、急激な利上げを余儀なくされる可能性があり、そうなればリセッションに陥る可能性があると述べた。

 

20日のトランプ氏の大統領就任演説への不安がある中で円高、株安となったが、118円台から6円ほど下落し、日経平均も19000円割れまで調整した後は反発の流れとなっている。

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1/12
2017

トランプ氏の会見後

直近の為替相場のテーマはコレ!注目されていたトランプ氏の会見

 

注目されていたトランプ氏の会見でしたが、彼の経済政策などの話は出てこないで、ロシアのハッキングに絡む話や、情報機関の話、一部の報道機関とのバトルが目立った会見内容で失望を誘うものだった。

 

投資家としては彼の経済政策、減税、インフラ投資、貿易政策などについて詳しく聞きたかったのですが、これに関してはあまりヒントになるような話はなかった。

 

米国が多くの国に対して貿易赤字を積み上げており、特に中国の名前が出てきて、日本なども出てきたが、今後これらの話多く出てくるようだと保護貿易や為替に絡む話にもなり注意が必要だろう。

 

会見時には一時ドル高、株高となり116.87、ダウは19973.42ドルまで上昇したが、その後はドル安、株安にドル円は115円のストップをつけて114.25付近まで下落、このまま大きく下落するかに思えたが再び115円台に。

 

ユーロドルも1.0622まで上昇したが、レジスタンスの1.0650~60を抜けきれずに再び1.05台に下落した。
米債券利回りは低下してドル売りの流れにはなったのだが、ドル円は115円を抜けたが、ユーロドルはレンジ内の動きとなりドル全面安にはならなかった。

 

またニューヨークダウも下げ幅を縮小したが、98ドル高とそれなりに上昇したことで、リスクオフの円高というわけでもなかった。
東京市場で日経平均は200円ほど下落、ドル円も115円を挟む動きになっている。ドル円の上値は徐々に重くなってきており、115~118のレンジが徐々にきり去っていくように思われる。115~118のレンジが113~116ぐらいのレンジになっていくのではないだろうか。

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2017

最初の取引が今年の縮図になるのか

直近の為替相場のテーマはコレ!1月の動きが1年を占う

 

かつて1月の動きが1年を占う指標となり、その意味で最初の1週間の動きが1年を占う動きになっていたこともあった。

 

近年はそのアノマリーもややあたらなくはなったが、昨年は1月から上海総合指数の急落によるチャイナショックに始まり、日本株も外国人の売りで急落した。

 

またドル円が重要なサポートである115円付近をした抜けし100円付近までの下落となった。

 

ブレグジットのときに一時99円を示現し、日経平均も15000円割れを2回行った。

 
ドル円の100円付近、日経平均の15000円付近がサポートされた後はもみありとなったが、トランプラリーで118円台、19000円台まで回復した。

 

さて本年最初の取引日である3日のマーケットだが、各国の経済指標は強くアジア、欧州株式は堅調に推移、ドル円も118円台を回復した。

 

米12月製造業ISMは54.7と前月の53.2、予想の53.8を上回った。

 

新規受注、雇用指数などの項目も強く2014年12月以来の高水準の指標を受けてドル円は一時118.60付近まで上昇しダウも170ドル高となった。

 

しかしトランプ氏がGMの車に対してメキシコから輸入するなら国境税をはらえとツイート、フォードがメキシコへの16億ドルの新工場建設をキャンセルしたことで、保護主義台頭を嫌ってドル売りとなり117円台前半に下落、ダウも上げ幅を縮小する動きとなってしまった。

 

また一時55ドル台まで上昇し1年半ぶりの高値を示現していたWTIがOPECの12月の生産量の減少が小幅にとどまったなどの観測が流れたこともあり3ドルほど急落したことも株価を押し下げた。

 

結局ドル円は117円台前半まで下落、ダウも上げ幅を13ドルまで縮小したが、117円台後半、ダウは119ドル高で終了した。

 

トランプ氏の言動がマーケットを動かしたように、今年は政治リスクや、地政学的リスクがこれまで以上に注目されるマーケットになるのではないだろうか。

 

しかし中央銀行の過剰流動性の供給は続いており、短期的には発言などで乱高下しても、結局は下値がサポートされるマーケットになるのではないだろうか。

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12/27
2016

年末年始の休暇についてのお知らせ

平素よりガチンコFXコラムをご覧いただきありがとうございます。

 

年末年始の休暇についてのお知らせさせていただきます。
誠に勝手ながらコラム更新について、下記期間をお休みとさせていただきます。

 

<コラム更新お休み期間>
2016年12月29日(木)~2017年1月3日(火)

 

なお、2017年1月4日(水)より通常通り更新させていただきます。

 

何卒ご了承いただきますよう、お願い申し上げます。

 

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ブロガープロフィール

田代 岳

アナリスト 田代 岳(tashiro gaku)

シティバンク銀行、スタンダード・チャータード銀行で、金融、マーケット部門で仕事をし、為替ディーラーとして活躍。マーケット部門の中で外国為替、金利、債券の取引を行い、資金の運用を担当した経験を活かして、日本の個人や中小企業に正しい金融情報を伝え、日本人の資金の有効活用、しいては金融で日本人を元気にすることが使命であると考えている。投資家向けのみならず、現在は一般の方や中小企業向けにわかりやすく話す講演やセミナーも人気である。

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